コブクロ、万博フィナーレで熱唱「音楽人としてこの上ない幸せ」

2025.10.14 00:15

大阪ヘルスケアパビリオンのクロージングイベントの様子（10月13日／大阪・関西万博）

(写真5枚)

閉幕した『大阪・関西万博』の大阪ヘルスケアパビリオンで１０月１３日午後、クロージングイベントがおこなわれた。２０時すぎにはコブクロが登場し、居合わせた人たちと共にテーマソング『この地球の続きを』を大合唱し、半年間の幕を閉じた。

■ 小渕「音楽人としてこの上ない幸せ」

ＭＣの呼びかけによりステージ上に登場したコブクロ。さっそくＭＣから現在の思いについて聞かれると小渕健太郎は、「こんなに素晴らしいイベントに音楽を添えさせていただきました。たくさんの方の思い出のなかに僕らの作った歌があるということが、音楽人としてこの上ない幸せです。ありがとうございます」と、込み上げてくる思いや感謝の意を述べた。

大阪ヘルスケアパビリオンのクロージングイベントで、コブクロと万博の歩みが映像で振り返る場面も（10月13日／大阪・関西万博）

そして、万博とコブクロが歩んできた道のりをまとめたムービーが流れた場面では、「もう泣きそうなんですけど。堪りませんね、あの日を思い出すと･･･」と、感極まった様子だった。

■ 松井前市長の無茶振りからのスタート！？

実は松井前大阪市長からの突然の要望により、万博のテーマソングを作ることになったというコブクロ。

大阪ヘルスケアパビリオンのクロージングイベントに、万博誘致に尽力した松井前市長がサプライズで登場（10月13日／大阪・関西万博）

セレモニーにサプライズ登場した松井前市長からは、「コブクロのお二人も、音楽生命をかけてよくやってくださいました。あれ無理やりやったからね！言った瞬間に、その他関係者たちみんな怒ってました（笑）」と、当時を振りかえった。

作曲時のエピソードには、「どんな曲調にしようか迷ってたとき、松井さんにお会いしたことがあって。そしたら『小さいお子さんからお年寄りまで歌える元気な歌作ってくれたらいいんや！って言ってくれたのが松井さんだったんです」と小渕。

大阪ヘルスケアパビリオンのクロージングイベントの様子（10月13日／大阪・関西万博）

続けて黒田俊介は、「そのあとの打ち合わせで、難しいの絶対あかんで！英語とかあっても俺ら分からへんで！分かりやすいやつ頼むで！って１００回言われました（笑）」と、会場の笑いを誘った。

大阪ヘルスケアパビリオンのクロージングイベントで、万博のテーマソング『この地球の続きを』を熱唱するコブクロ（10月13日／大阪・関西万博）

そしてセレモニーの終盤には、『この地球の続きを』を、会場に居合わせた人たちと熱唱。終盤の歌詞にある「こんにちは」を「ありがとう」にアレンジし、万博への感謝を歌に乗せ、半年間に及ぶ万博の幕を閉じた。

取材・文・写真／野村真帆

関連記事

コラボPR

合わせて読みたい

人気記事ランキング

写真ランキング

1
2
3
4
5
6
7
8
9

関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本