NHK新人お笑い大賞、審査員・ガクテンソク奥田と同期の芸人も決勝に「そういう法の抜け道が…」

6時間前

結成は10年未満なものの芸歴はベテランということで「どこが新人やねん!」という周囲からのツッコミも(大阪市内・10月9日)

(写真3枚)

若手芸人の登竜門として知られるお笑いコンテスト『NHK新人お笑い大賞』。本戦に進出する8組の発表と出番順を決めるブロック分け抽選会が、10月9日に「NHK大阪ホール」(大阪市中央区)にておこなわれた。

結成10年未満のプロ芸人を対象とした同大会。前身の『NHK漫才コンクール』は1957年から開催されており、過去には海原やすよ・ともこや爆笑問題といったレジェンドも王者に輝いた。

予選には東西の芸人たちが284組参加し、そのうち本戦に駒を進めたのはcacao、家族チャーハン、⾦の国、豪快キャプテン、⽣姜猫、マイスイートメモリーズ、ヨネダ2000、四千頭⾝の8組。

『令和7年度NHK新人お笑い大賞』の決勝戦進出者8組(大阪市内・10月9日)
『令和7年度NHK新人お笑い大賞』の決勝戦進出者8組(大阪市内・10月9日)

なかでもブロック分け抽選会で率先して抽選に参加し、一番手を引いたマイスイートメモリーズは、結成が2017年ながらボケの花谷豊が芸歴20年、ツッコミのトランスフォーム福田が芸歴17年と、8組のなかではベテランにあたる。

花谷は同大会で審査員を務めるガクテンソク・奥田修二と同期とのことで、「ここで優勝したら、やっと胸を張れるかなという。ちょっと厳しい戦いですけど・・・。もう一回引かせてくれへんかな」とボケつつも闘志を見せた。

決勝に進出したマイスイートメモリーズ。左から、トランスフォーム福田、花谷豊(大阪市内・10月9日)
決勝に進出したマイスイートメモリーズ。左から、トランスフォーム福田、花谷豊(大阪市内・10月9日)

また、福田は「審査してもらうの初めてなんで、めっちゃ楽しみです。芸歴もいってるんで、ラストチャンスぐらいの気持ちで頑張ります」と意気込み、花谷も「やさしい大会だなと思います。芸歴いってるのに決勝に上がれたのは。そういう法の抜け道があったんだという感じです。一応あと2年くらいは出れるんですけど、取っとかないとすごい目で見られそうなんで・・・」と応じていた。

本戦のブロック分けは、Aブロックがマイスイートメモリーズ、⾦の国、cacao、家族チャーハン、Bブロックが豪快キャプテン、四千頭⾝、⽣姜猫、ヨネダ2000。『令和7年度NHK新人お笑い大賞』の決勝戦は、10月26日にNHK総合にて夕方4時~5時18分に生放送される。

取材・文・写真/つちだ四郎

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