「こみゃくパビリオン」と話題に!?万博ロスに朗報、会場外で無料デザイン展

3時間前

「大阪・関西万博デザイン展」の様子、映像もみることができる(10月3日 Lmaga.jp撮影)

(写真13枚)

いよいよ閉幕が迫り、多くの人々が別れを惜しんでいる「大阪・関西万博」(会場:夢洲)。そんな万博のデザインを紐解く「大阪・関西万博デザイン展」が、夢洲駅から6駅隣・阿波座駅ほど近くの「大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)」(大阪市西区)にて10月1日より開催中だ。連日1000人以上が来場し、早くも注目を集めている。

■ 京都での展示が好評、大阪は万博クリエイター陣によるトークも

「大阪・関西万博デザイン展」の様子(10月3日 Lmaga.jp撮影)
「大阪・関西万博デザイン展」の様子(10月3日 Lmaga.jp撮影)
展示会場の様子。至るところに…こみゃくが!
「大阪・関西万博デザイン展」の様子。至るところに…こみゃくが!(10月3日 Lmaga.jp撮影)

「まだまだ万博を楽しみたい!」と名残惜しい気持ちを抱くファンも多いなか、同イベントは6月に京都でおこなわれた企画展の内容を一部引き継ぎ開催。初日は1241人が来場し、熱烈な万博ファンからは「阿波座パビリオン」や「こみゃくパビリオン」と呼ばれ、すでに第二の万博会場として注目を集めている。

ミャクミャクやこみゃくに関するデザインの豆知識や意外な設定を知ることができる
ミャクミャクやこみゃくに関するデザインの豆知識や意外な設定なども(10月3日 Lmaga.jp撮影)
今や根強いファンがいるこみゃく、そのデザインを紐解く
今や根強いファンがいるこみゃく、そのデザインを紐解く(10月3日 Lmaga.jp撮影)

会場には来場者たちが持ち寄った手作りグッズや公式グッズのおすそ分けが自然と集まってくるそうで、入り口には既にちょっとした「展示コーナー」も誕生するなど、アットホームな雰囲気だ。

いつのまにか来場者から集まっていたという万博グッズも
いつのまにか来場者から集まっていたという万博グッズたち(10月3日 Lmaga.jp撮影)
万博、そしてミャクミャクやこみゃくの歴史が年表に
万博、そしてミャクミャクやこみゃくの歴史が年表に(10月3日 Lmaga.jp撮影)

万博といえば、今や屈指の人気者となった公式キャラクター・ミャクミャクやSNS上で「こみゃく」という愛称がつけられてから人気に火がついた「ID」の存在は欠かせない。同展では、そのデザインが生まれ、今のような一大ムーブメントに至るまでの過程を示した年表や、どのような思いやコンセプトが込められているかを展示する。

「ありがとう。またね。」のキャッチフレーズが印象的なフラッグ
「ありがとう。またね。」のキャッチフレーズが印象的なフラッグ(10月3日 Lmaga.jp撮影)

また、大屋根リングや会場の各所を彩っていた「Co-MYAKU Sign」や、アーティストたちによるポップアートもパネルで展示。「メロディのこみゃく」や「きりのこみゃく」など会場内のこみゃくたちに込められたメッセージや小ネタも明かされ、思わず「そうだったのか!」とその奥深さに驚くはず。

万博会場を彩る「Co-MYAKU Sign」がずらり
万博会場を彩る「Co-MYAKU Sign」がずらり(10月3日 Lmaga.jp撮影)

そのほか、大阪会場から始まった試みとして、毎日18〜19時ごろからおこなわれるトークプログラム「EXPO DESIGN TALK」も必見だ。同展を開催し、万博にも携わるコンテンツ制作会社「人間」の花岡さんや万博のデザインシステムを手がける引地耕太さんをはじめとしたクリエイターが登壇し、万博の裏話を語る(回によって有料の場合あり)。

アーティストが手がけたポップアートの数々もパネルで展示
アーティストが手がけたポップアートの数々もパネルで展示(10月3日 Lmaga.jp撮影)

会期中には不定期で引地さん自ら解説するギャラリーツアーも実施され、万博ファンにとっては贅沢な空間に。同展は万博閉幕後も開催する(〜10月19日)ので、万博ロスだという人は一度立ち寄ってみては。

開場の数十分前、入り口付近には入場待ちの列ができていた
開場の数十分前、入り口付近には入場待ちの列ができていた(10月3日 Lmaga.jp撮影)

「大阪・関西万博デザイン展」は10月19日まで開催(月曜日は休館)。開館時間は11時~20時(入場は閉館30分前まで)、最終日は15時まで。入館料は無料。

トークショーの様子
トークショーの様子
最後には記念写真も!
最後には記念写真も!

取材・文/つちだ四郎 撮影/Lmaga.jp編集部

『大阪・関西万博デザイン展』

期間:2025年10月1日(水)~2025年10月19日(日)
時間:11:00~20:00(入場は閉館の30分前まで)
会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco) Room4(大阪府大阪市西区江之子島2-1-34)
料金:無料

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