開業１周年・ヒルトン京都、初のハロウィンビュッフェに驚き「えっ…甘い！？」

3時間前

実はスイーツ！「スイートトラップハンバーガー」や「欺きサニーサイド」のソースにもご注目を

(写真11枚)

２０２４年９月に開業、先日１周年を迎えた「ヒルトン京都」（京都市中京区）では、ハロウィンをテーマにしたスイーツビュッフェを開催中。ハンバーガーの姿をした「欺き」スイーツ、バンパイアの指や血文字風ケーキなど、味とのギャップだらけのミステリアスな世界へ誘われる。

■ 繁華街でもゆったり、１００席超えダイニング

ガイコツが出迎えてくれる「ヒルトン京都」のハロウィン限定スイーツビュッフェ『Sweet Dream or Nightmare』

京都市内中心部・河原町三条という利便性の良い立地にあり、国際色豊かなメニューを取り入れた４つのレストラン＆バーが揃う同ホテル。朝食からランチ、ディナーまでビュッフェとアラカルトを味わえる１階ダイニング「Ｔｅｏｒｉ（テオリ）」は多くの人が行き交う河原町通に面しながらも、緑に囲まれた半地下風の落ち着きある雰囲気で、１２０席のゆったり空間が魅力だ。

さらに、１５時からのティータイムでは、約２０人のペストリーシェフがアイディアを出し合う特製スイーツが主役に。街中でも優雅な午後のひと時を過ごせるとあって、年配や子ども連れのファミリー層など、宿泊者以外の日本人ゲストも多く訪れるそう。

■ 鏡で悪夢へ…血や目玉など闇落ちスイーツづくし

同ホテル初となるハロウィンシーズン限定ビュッフェは、スイーツ２０種とセイボリー５種が揃い、街外れの館でのティーパーティーをイメージ。ビュッフェ台の並びにもこだわり、真っ赤な「アップルムース」の横には、黒色の「ジンジャームース」、「マスカットタルト」の横には「グレープタルト」と、同種スイーツでも色味・素材の対比で、まるで鏡に映る「夢」と「悪夢」のような世界へ。

赤色りんご「アップルムース」＆黒色りんご「ジンジャームース」ほか、洋梨など秋フルーツを使ったスイーツ20種を食べ放題

「闇落ち感」ビジュアルに圧倒されるスイーツも目白押し。バンパイアの緑色の指がニョキッとチョコムースを掴んでいたり、白ババロアに血文字風に描かれた「ＨＥＬＰ」…といったゾクゾク感満載のものはＳＮＳ映えも抜群。「呪われたグラスの破片」など、怖いメニュー名から素材を予想するのも楽しい。

不気味さが増すほど味とのギャップがおもしろく、リアルな脳型が目を引く「ベリーゼリー～ブラッドオレンジムースの脳仕立て～」は柑橘系の爽やかな後味が印象的な一品。血走った目玉型がインパクト大な「くりのフィナンシェ～目撃者の瞳～」は、梅ゼリーの酸味がアクセントになった意外性のある仕上がりに。

■ ハンバーガー＆目玉焼きだと思ったら…甘い！？

実はスイーツ！「スイートトラップハンバーガー」や「欺きサニーサイド」のソースにもご注目を

そして、最大の欺きポイントとして注目したいのが、シェフが目の前で仕上げてくれる「ライブクッキング」コーナー。セイボリーに見えるハンバーガーや目玉焼きの正体は、ユニーク過ぎるスイーツなので、パテや黄身、ケチャップやマスタードはどんな味わいなのか、想像を膨らませながら楽しみたい。

エグゼクティブペストリーシェフのギヨム・ボナフォス氏は「まず子どもが好みそうなプリンセスや花などの甘い夢世界と、反対に怖がりそうなダークサイドのテーマを決めました。でも悪夢でも食べたいと思ってもらえるよう、国産の秋果物をたくさん使い、ケーキは切り株風や手作業での花びら型がきれいな薔薇など、ファンタジーも取り入れています」と話す。