「漫才で食べていける資格をもらった」…ザ セカンド王者3組、優勝後それぞれの変化

3時間前

「漫才匠」に出演する3組。左からツートライブ(たかのり、周平魂)、ガクテンソク(よじょう、奥田修二)、ギャロップ(林健、毛利大亮)Lmaga.jp撮影

(写真3枚)

ギャロップ、ガクテンソク、ツートライブ…結成16年以上の漫才師を対象にした賞レース『THE SECOND』(フジテレビ系)の歴代王者3組が集まるライブ「漫才匠」が東京・大阪にておこなわれる。9月29日、大阪にて会見がおこなわれ、同大会で優勝後の変化を明かした。

■今年優勝のツートライブ「漫才の分厚い壁を感じました」

第3代目王者・ツートライブ Lmaga.jp撮影
第3代目王者・ツートライブ Lmaga.jp撮影

結成16年以上、全国ネットの漫才賞レース番組で優勝した経験のないベテラン勢を対象としているだけあり、歴代王者はいずれも長い下積み経験を持つメンバーばかり。

今年5月に王者となったばかりのツートライブ・周平魂は、「優勝する前と優勝した後の境目で言うたら、僕ら的には変わってないわけですよ。だけど、優勝する前はネコ扱いやったのが、なんかちょっと虎扱いしてくれるようになって。出番順がちょっと後ろの方に下がってきたりとか」と同ライブのフライヤーに「虎」があしらわれていることにちなんでコメント。

さらに「そこで僕は、余計漫才の分厚い壁を感じました。まだまだ先長いなっていうのが僕はでかかったです。漫才で食べていける資格みたいなものはもらったけど、それによる責任というか」と話した。

ガクテンソク・よじょうはシンプルに「明るくなりました」とコメント。相方の奥田は「なんで暗かってん。それまで」とツッコみつつ、「(よじょうが)楽屋で喋ってる声が聞こえるようになりましたね。多分僕らぐらいの芸歴で、テレビに出てるわけでもないし舞台だけとなると、後輩はどう触れていいかわからないんですよ。優勝して、テレビにも出て会う機会が増えて、後輩が話しかけやすくなったのかなって」と語った。

大阪時代で得た経験を振り返る奥田(右)Lmaga.jp撮影
第2代目王者・ガクテンソク Lmaga.jp撮影

さらに初代王者のギャロップ・林は「漫才師として、扱いが変わったというか、見る目があたたかくなったのは感じます」とコメント。毛利は「お客さんの『待ってました』感を感じるようになりました。そこで、当てにいかなあかんというプレッシャーは最近感じるようになりましたね」と思いを明かした。

ライブ「漫才匠」は、『THE SECOND』の初代王者・ギャロップと2代目王者・ガクテンソク、今回から第3代目王者・ツートライブをくわえ、東京・大阪の2会場で開催される。大阪公演は10月27日に「なんばグランド花月」にて、東京公演は12月1日に「ルミネtheよしもと」にて開催。チケット料金はいずれも4000円(前売り・立見は3500円)。

取材・文・写真/つちだ四郎

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