フースーヤ初のエッセイ本、MCも「真面目!」と驚き…渾身の一冊に自信「新たな可能性に」

2時間前

エッセイ本『同☆究☆生~ブレないふたりのプチモアイ~』を発売したフースーヤ。左から田中ショータイム、谷口理(9月27日・大阪市内)

(写真5枚)

ハイテンションなギャグ漫才を繰り広げるコンビ・フースーヤの初となる書籍『同☆究☆生~ブレないふたりのプチモアイ~』の発売を記念したイベントが9月27日、「HMV&BOOKS SHINSAIBASHI」(大阪市中央区)にて実施され、2人が率直な心境を明かした。

「兵庫県立須磨友が丘高等学校」の同級生として出会った田中ショータイムと谷口理。唯一無二なギャグ漫才を貫き、近年では「ytv漫才新人賞決定戦」や「NHK上方漫才コンテスト」で優勝するなど賞レースでも結果を残している。同書では、2人のグラビアや恋愛トークも挟みつつ、漫才への思いや親交の深い先輩・後輩とのエピソードなどを綴ったエッセイやコンビ対談、ロングインタビューを収録した。

登場時にボケていた谷口(9月27日・大阪市内)
登場時にボケていた谷口(9月27日・大阪市内)
締め切りに追われた日々を振り返る2人(9月27日・大阪市内)
締め切りに追われた日々を振り返る2人(9月27日・大阪市内)

発売に際しておこなわれた取材会では、登場時からボケまくり記者陣を笑わせた2人。しかし初となる書籍のオファーを受けた心境を聞かれると、一転し真剣な面持ちで「僕、そもそも文章を書くのが苦手で。大学の時の論文とかも、めちゃくちゃ吐き気しながら書いたぐらいストレスやったんです。さらに自分のことをさらけ出すというので、できるんかなって不安でした」とリアルな思いを吐露したショータイム。「でも挑戦してみたい。自分を表現することで、新たな可能性に気付くきっかけになるんちゃうかなって」と前向きな気持ちで取り組んだことを明かした。

エッセイ本『同☆究☆生~ブレないふたりのプチモアイ~』を発売したフースーヤ。左から田中ショータイム、谷口理(9月27日・大阪市内)
エッセイ本『同☆究☆生~ブレないふたりのプチモアイ~』を発売したフースーヤ。左から田中ショータイム、谷口理(9月27日・大阪市内)

また、互いのエッセイを目にした感想として、ショータイムは「こいつ、ほんまなに言うてんねん! みたいな。でもおさむが僕みたいな真面目なことを書いてたら逆に違うなと思ってたし、いつも僕が横で聞いてるような面白いトークとかをそのまま文章にしてたんで、めっちゃいいなと思いました」とコメント。

谷口は「僕について書いてくれてる部分もあって。でも改めてショータイムに『なんかあそこ、俺のこと書いてくれてたな』とかは小っ恥ずかしくて言えません」と明かし、ショータイムも「言うんが恥ずいからここに書いたんです!」と応じていた。

エッセイ本『同☆究☆生~ブレないふたりのプチモアイ~』を発売したフースーヤ。左から田中ショータイム、谷口理(9月27日・大阪市内)
エッセイ本『同☆究☆生~ブレないふたりのプチモアイ~』を発売したフースーヤ。左から田中ショータイム、谷口理(9月27日・大阪市内)

半年以上をかけて執筆し、時には締め切りに追われ苦しみながらも完成した同書。最後に読者に向けてのメッセージを求められると、ショータイムは「これを見て頭が良くなるとかそんなんことはないと思うんですけども。ちょっとでもフースーヤというコンビがどういう人間かっていうのがわかると思います」、谷口は「僕たちが真剣に書かせてもらったエッセイですので、1人でも多くの方に手にとっていただいて、1人でも多くの目に留まればいいなと思ってます」と落ち着いた様子で話し、MCをつとめた仲西ンとこ・じゅんぺぇを「真面目!」と驚かせていた。

『同☆究☆生~ブレないふたりのプチモアイ~』の価格は1650円。全国の書店や通販サイトで販売中。

取材・文・写真/つちだ四郎

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