万博イタリア館にまた追加、フェラーリの展示にSNS驚き

2時間前

27日まで展示中の「フェラーリ」(9月22日・イタリアパビリオン)

(写真12枚)

『大阪・関西万博』で国宝級のアートを次々と追加展示し、連日長蛇の列を作っている「イタリア・パビリオン」。9月21日から期間限定で新たに高級車の展示がスタートした。

『キリストの埋葬』『キリストの復活』『ファルネーゼのアトラス』『アトランティックコード』など、イタリアでも簡単には見ることができないような作品が一堂に会していることから、SNS上でも「パビリオンというよりもはや美術館」「ここだけでチケットの元が取れる」と話題のイタリア館。

「イタリアパビリオン」に展示されている、古代ローマ時代の彫刻『ファルネーゼのアトラス』
「イタリアパビリオン」に展示されている、古代ローマ時代の彫刻『ファルネーゼのアトラス』(5月撮影)

今回、新たに期間限定で登場したのは、高級スポーツカーの「フェラーリ」と高級スポーツバイク「ドゥカティ」。イタリア自動車産業の聖地であるエミリア=ロマーニャ州のPRウィークの一環として21日から1週間限定で展示されており、間近で見ることができる。

27日まで展示中の「ドゥカティ」(9月22日・イタリアパビリオン)
27日まで展示中の「ドゥカティ」(9月22日・イタリアパビリオン)

豪華な追加展示に「相変わらず本気がすごい」「まさかほんまにフェラーリ持ってくるとか」「興奮する」「カッコよくて自由なところ好き」など、車好きを中心に盛り上がりを見せている。

27日まで展示中の「フェラーリ」(9月22日・イタリアパビリオン)
27日まで展示中の「フェラーリ」(9月22日・イタリアパビリオン)

今回のPRウィークを記念して万博を訪れたエミリア=ロマーニャ州知事のミケーレ・デ・パスカーレ氏は、「エミリア=ロマーニャ州は芸術、歴史、美食が揃った州です。交通の要所でもあり、アクセスも良いので、ぜひみなさんも実際にエミリア=ロマーニャ州に来てくださるとうれしい」と魅力を話した。

州についてのプレゼンをおこなうエミリア=ロマーニャ州知事のミケーレ・デ・パスカーレ氏(9月22日・イタリアパビリオン)

エミリア=ロマーニャ州ウィークは9月27日まで(「フェラーリ」「ドゥカティ」の展示も27日まで)。そのほか、パルミジャーノ・レッジャーノチーズ、伝統的なバルサミコ酢、微発泡ワインのランブルスコといった名産品、ジュゼッペ・ヴェルディやルチアーノ・パヴァロッティを生んだ音楽と芸術の都としても豊かな文化的遺産を誇る同州の魅力を、館内の映像で知ることができる。

取材・文・写真/野村真帆

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