万博オーストラリアの日、現代サーカス・ディジュリドゥロックで祝う

18時間前

先住民アボリジニの民族楽器ディジュリドゥ×ロック!現地の人気バンド登場で、式典は大盛り上がり(9月3日/大阪・関西万博)

(写真12枚)

開催中の『大阪・関西万博』で、「オーストラリア・ナショナルデー」が9月3日に開催された。「オーストラリア・パビリオン」での伝統スイーツ「ラミントン」の無料配布に始まり、人気キャラクター、シンガー、バンド、サーカスなど次々に登場。朝から夜まで、お祝いムードに包まれた。

ナショナルデーの特別仕様のラミントン(9月3日/大阪・関西万博)
ナショナルデーの特別仕様のラミントン(9月3日/大阪・関西万博)

ユーカリの花をイメージした「オーストラリア・パビリオン」は、西ゲート側の大屋根の内側「コネクティングゾーン」にあり、大自然が感じられる展示が人気。

オーストラリアパビリオン内の展示。海の美しさを映像で(5月15日/大阪・関西万博)

今回のナショナルデーでは「オーストラリア精神を謳歌しましょう ー 文化、創造性、つながりを祝う一日」をテーマに、オーストラリア発の人気アニメ『ブルーイ』の特別コンサート、オーストラリア料理の実演などがパビリオンのオープンステージでおこなわれ、SNSでもおいしさが話題のスイーツ「ラミントン」と「ベジマイトスクロー」が4回無料配布された(合計1000個ずつ)。

9月3日/大阪・関西万博
オーストラリアの食体験が大人気に(9月3日/大阪・関西万博)

またナショナルデーホール「レイガーデン」では、国王陛下代理のオーストラリア連邦総督のサム・モスティン氏が登壇し、公式セレモニーが開催された。

(9月3日/大阪・関西万博)
国王陛下代理のオーストラリア連邦総督のサム・モスティン氏(9月3日/大阪・関西万博)

先住民族ウェンパ・ウェンパ族アーティストのブリアナ・リー・ウィルソンが伝統言語でオーストラリア国歌を、シンガーソングライターのサラ・オレインが英語でオーストラリア国歌と日本語で「君が代」を歌い、国旗を掲揚。先住民族文化を礎とした多文化社会を形成する同国らしい始まりとなった。

先住民族ウェンパ・ウェンパ族アーティストのブリアナ・リー・ウィルソンさん(9月3日/大阪・関西万博)
先住民族ウェンパ・ウェンパ族アーティストのブリアナ・リー・ウィルソン(9月3日/大阪・関西万博)
(9月3日/大阪・関西万博)
シンガーソングライターのサラ・オレインが英語でオーストラリア国歌と日本語で「君が代」(9月3日/大阪・関西万博)

そのあとも文化プログラムとして、ブリスベンを拠点に世界で活躍する現代サーカス「サーカ」が登場。ステージにセットが組まれ、この万博のために制作した、新作パフォーマンスを披露した。

ブリスベンを拠点に世界で活躍する現代サーカス「サーカ」(9月3日/大阪・関西万博)
ブリスベンを拠点に世界で活躍する現代サーカス「サーカ」(9月3日/大阪・関西万博)

道具はほぼ使わず、鍛え抜かれた身体の表現で、魅せるダンスのような舞台が圧巻だった。

ブリスベンを拠点に世界で活躍する現代サーカス「サーカ」(9月3日/大阪・関西万博)(9月3日/大阪・関西万博)
ブリスベンを拠点に世界で活躍する現代サーカス「サーカ」(9月3日/大阪・関西万博)(9月3日/大阪・関西万博)
ブリスベンを拠点に世界で活躍する現代サーカス「サーカ」(9月3日/大阪・関西万博)(9月3日/大阪・関西万博)
ブリスベンを拠点に世界で活躍する現代サーカス「サーカ」(9月3日/大阪・関西万博)(9月3日/大阪・関西万博)

続いて、オーストラリア最北東アーネムランドの奥地の先住民コミュニティー・ヨルングでともに育った幼馴染による人気バンド「King Stingray キング・スティングレイ」のパフォーマンスが続いた。

キング・スティングレイのライブ(9月3日/大阪・関西万博)
キング・スティングレイのライブ(9月3日/大阪・関西万博)

オーストラリアの先住民の楽器でユーカリの木から作られる「ディジリドゥ」の伝統的な音と、サーフロック、ファンクなどが融合した、唯一無二のステージが披露され、集まった観客を魅了した。

キング・スティングレイのライブ(9月3日/大阪・関西万博)
キング・スティングレイと、ブリアナ・リー・ウィルソンがコラボレーション(9月3日/大阪・関西万博)

さらにセレモニーに続いて、同国パビリオンのステージに場所を移し、King Stingrayが再びアツいライブを披露。来場者もスタッフもみんなで大盛り上がり。1日を通してオーストラリア発の特別な体験が大阪に届けられた。

取材・文・写真/太田浩子

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