「マルコポロリ」なぜ炎上しない？永野＆井口、月亭八光の存在怪しむ

3時間前

『マルコポロリ』について語る（左から）永野、ウエストランド井口、お見送り芸人しんいち（撮影：Lmaga.jp）

(写真11枚)

東野幸治がＭＣを担当するバラエティ番組『マルコポロリ！』（毎週日曜／カンテレ）が９月７日放送回をもって放送９００回を迎える。それを記念して同回収録後、ゲスト出演者の永野、井口浩之（ウエストランド）、お見送り芸人しんいちが取材会に出席した。

『マルコポロリ！』は２００６年４月に放送開始。当初は芸人がリポーターをつとめ、話題のニュースを追い求めるワイドショー番組だったが、コロナ禍をきっかけに「お笑い」と「スタジオトーク」に特化。「白い悪魔」の異名を持つ東野らレギュラー出演者たちが、ゲストのお笑い芸人たちを強烈にイジりながら、知られざる素顔を暴いていく内容に。

9月7日放送の『マルコポロリ』900回記念でも東野のかわいがりを受けるウエストランド井口　(C)カンテレ

なかでも東野は「見た目イジり」のほか、たとえば井口の顔を手で激しく掴んで「顔を三日月にしよう」とするなど、現在の地上波のバラエティ番組ではタブーとされているような言動の数々で出演芸人たちを震撼させている。それでも視聴者らに好意的に受け止められているため、９月７日放送回でも井口は「なんで『マルコポロリ！』が炎上してないんだろう」と不思議がっていた。

東野から容赦ない「目潰し」を受けるなど、度が過ぎたイジりに対して不満を抱くウエストランド井口（撮影：Lmaga.jp）

取材会では井口が「（炎上）してほしいですけどね！１０００回（放送）までに大炎上して。なんかやらかすでしょ、そろそろ。行き過ぎた発言とか、絶対にあるでしょ」と予言。その一方、「たしかに東京の深夜番組の方がネットニュースになりやすくて、こっちは全然（ニュースにならない）」とあらためて首をひねる。

『マルコポロリ』で永野の踏み台にされたり、東野に服をビリビリに破られ引きずり回されたりと手痛い目に合っているお見送り芸人しんいち（撮影：Lmaga.jp）

そこでしんいちが「（レギュラー出演者の）ほんこんさんがめっちゃ、国のお偉いさんと繋がってるとか？それで（炎上を）止められるとか？」と推察すると、井口が「それか、八光さん？」と同じくレギュラー出演している月亭八光が“火消し”に一役買っていると言及。永野も「八光さんが映っていると切り抜きができないとか？強い力が潰しにかかるから。不思議なことがいっぱいありますね、この番組は」と八光の存在を怪しんだ。

「マルコポロリ！はなぜ炎上しないのか？」について考える3人（撮影：Lmaga.jp）

そんな『マルコポロリ！』は“芸人泣かせ”の番組としても有名。ほかのバラエティでは実力を発揮することができても、この番組では苦戦する芸人が多数。

しんいちは「ここで死んだ芸人をもう一回集めて（放送回を）やってほしい。サツマカワ（ＲＰＧ）とか、口笛なるお（わらふぢなるお）とか」と名前を挙げると、永野は「『さんまのお笑い向上委員会』と似てるとは思うんです、形として。でもちょっと違うんで、流派が。『向上委員会』に出て『大丈夫ですよね』という芸人を“かわいがって”ほしい。我々はすごいですから、どっちも戦えますから。『向上委員会』に出たんでここ（マルコポロリ）も、という芸人を叩きのめす」と迎え撃ちたいと話していた。