「万博」ポーランド館で人気!現地さながらの「ショパンリサイタル」と食体験[PR]

5時間前

「大阪・関西万博」ポーランドパビリオン外観(撮影8月25日:大阪・関西万博)

(写真30枚)

◆ 魅力的なポーランド・グルメに舌鼓…郷土色豊かな食体験 ◆

郷土色豊かでバリエーション豊富なポーランド料理。日本国内に、ポーランド料理店はわずか数軒しかないので、パビリオン併設のレストランで、現地の有名シェフが手掛ける本格ポーランド料理は、とても希少。まずは、そのメニューをご紹介します。

ポーランドパビリオンで楽しめるポーランド料理は現地シェフが作る本格派。写真は、テイスティングセットB(肉セット/4900円)(撮影8月25日:大阪・関西万博)
「ポーランド・パビリオン」で楽しめるポーランド料理は現地シェフが作る本格派。写真は、テイスティングセットB(肉セット/4900円)(撮影8月25日:大阪・関西万博)

メニューは、「テイスティングセット」という、定食のような形で提供される5品。どれも素朴な味わいで、日本人の口にもあうものばかり。まずは、入口すぐの受付で、ベジメニューか、お肉入りのメニューか選ぼう。

「ポーランド・パビリオン」のシェフ、Agneieszka Buchアグニェシュカ・ブーフさん。現地の有名シェフ自ら、こちらのレストランで腕を振るう(撮影8月25日:大阪・関西万博)
「ポーランド・パビリオン」のシェフ、Agneieszka Buchアグニェシュカ・ブーフさん。現地の有名シェフ自ら、こちらのレストランで腕を振るう(撮影8月25日:大阪・関西万博)

【ピエロギ(Pierogi)】

ピエロギは、餃子のようなポーランドの伝統料理。ポーランド人にとっては、まさに家庭の味。おばあちゃんが作る手打ち生地のピエロギは、家族の集まりに欠かせないものだそう。

パビリオンのレストランでは、付け合せのにんじんとりんごのサラダを添えて、かわいいお皿で登場(撮影8月25日:大阪・関西万博)
パビリオンのレストランでは、付け合せのにんじんとりんごのサラダを添えて、かわいいお皿で登場(撮影8月25日:大阪・関西万博)

パビリオンに併設されたレストランでは、ゆでたもちもち生地のピエロギを、炒めた自家製ベーコンと、たまねぎとともにいただくスタイル。こちらのピエロギの中身は肉、チーズ、ジャガイモ、キノコだが、現地では、ブルーベリーなどフルーツ入りの甘いピエロギを夏に食べるそう。

中身がフルーツの甘いピエロギ。日常の食事として、スーパーでも冷凍ピエロギを販売しているので、それをゆでて手軽に食べる人も多いそう(提供:ポーランド政府観光局)

ビゴス(Bigos)

クリスマスや新年、結婚式など特別な日には欠かせないのが、このビゴス。こちらのパビリオンでは、オーブンで酢づけのキャベツを5時間かけて蒸し、さらに肉と一緒に炒めて…と10時間以上かけて調理している。ひと口食べると、酸っぱさが口に広がり、肉のうまみとよく合う。

友人を招いた食事や冬の寒い日の夕食によく登場するという家庭料理ビゴス(撮影8月25日:大阪・関西万博)
友人を招いた食事や冬の寒い日の夕食によく登場するという家庭料理ビゴス(撮影8月25日:大阪・関西万博)

煮込むほど味が深まるので、家庭では「二日目のビゴスが一番おいしい」と言われているそう。(日本で「二日目のカレーが一番おいしい」と言うのと同じ!)大鍋にたっぷり作って、数日間温め直しながら食べる家が多いんだとか。

そのほか、こちらのセットメニューでは、シェフが「ばあちゃんちで出されるような」と表現していた素朴な味わいの絶品トマトスープ、大阪のポーランド出身パン職人が焼き上げる酸味のある酵母を使ったパン、デザートのレモンヨーグルトケーキの合計5品が楽しめる。

またドリンクには、ポーランドのフルーツコンポートや、ズブロッカなど、現地で定番のメニューが揃っているので、そちらもチェックしてみよう。

「ウォッカオレンジ」(1500円)と、「ポーランドのフルーツコンポート」(900円)(撮影8月25日:大阪・関西万博)
「ウォッカオレンジ」(1500円)と、「ポーランドのフルーツコンポート」(900円)(撮影8月25日:大阪・関西万博)

そして、料理はもちろん、盛り付けられた器にも注目。ポーランド南西部の「陶器の街」ボレスワヴィエツで作られる、ボレスワヴィエツ陶器。全ての料理が、コバルトブルーなど鮮やかな絵付けが特徴の、色も形もかわいらしいお皿やカップで提供され、ポーランドらしい。どのデザインの器で提供されるかも、楽しみのひとつだ。

現地ボレスワヴィエツでは街には工場直営のファクトリーショップやアウトレットもあり、職人の手で仕上げられた器を直接購入することができるそう。

日常使いからおみやげやギフトまで幅広く親しまれているボレスワヴィエツ陶器(撮影8月25日:大阪・関西万博)
日常使いからおみやげやギフトまで幅広く親しまれているボレスワヴィエツ陶器(撮影8月25日:大阪・関西万博)

ポーランド料理は、その土地土地でも、人気のメニューが存在。もっとポーランド料理を知りたいという人のために、ポーランドに行けば食べられる、現地のグルメをご紹介します。

【オスツィペック(Oscypek)】

山岳リゾート・ザコパネやタトリ地方の名物のスモークチーズ。屋台では焼きたてにクランベリージャムを添えて食べるのが定番。地元の人も、冬のスキー帰りや夏の祭りなどで、手軽なおやつとして楽しむもので、燻製の香りと塩味が効いたおつまみとしても人気。

オスツィペック=羊乳を燻製してつくるチーズは山岳リゾートの定番おやつ(提供:ポーランド政府観光局)

【ザピェカンキ(Zapiekanki)】

ポーランド南部に位置するクラクフの歴史地区やカジミェシュ地区で、夜遅くまで営業する屋台で大人気のオープンサンド。「安くてお腹いっぱいになるファストフード」として定着していて、地元の学生や若者は友達とシェアする姿も。長いパンにたっぷり具材をのせてオーブンで焼くため、熱々でボリューム満点。

ザピェカンキ
クラクフの定番フード・ザピェカンキ(提供:ポーランド政府観光局)
クラクフの広場(提供:ポーランド政府観光局)

【ポンチキ(Pączki)】 

ポーランドを代表するドーナツ。ふんわり揚げた生地にローズヒップやプラム、カスタードなどのフィリングが入っています。カフェやベーカリーでおやつとして親しまれ、コーヒーや紅茶と一緒に楽しむのが定番。特に有名なのは「脂の木曜日」というイースター前の謝肉祭の一日。この日にはポーランド中のパン屋に行列ができ、このポンチキを一人で何個も食べる人も珍しくないそう。

ポーランド人が愛するドーナツ「ポンチキ」(提供:ポーランド政府観光局)

次のページは… パビリオンスタッフたちに聞いた「ポーランド、わたしのおススメスポット」

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