万博で高知の祭典「よさこい」イベント開幕、日曜市も再現

4時間前

『WORLD YOSAKOI DAY』にて、高知で人気のよさこいチーム「TACYON」。迫力あるパフォーマンスに観客も目が釘付けに(8月22日/大阪・関西万博「Matsuri」)

(写真17枚)

『大阪・関西万博』(会場:夢洲)にて高知の祭典『WORLD YOSAKOI DAY』が、8月22日より開催。メイン会場となるEXPOアリーナ「Matsuri」では、よさこいの演舞をはじめ、日本三大街路市の一つである「日曜市」などが楽しめる。

昭和29年に高知市内で誕生し、今や国内200箇所、世界34の国や地域へ広がった「よさこい」。多くの人から愛されている「よさこい」を世界の人と一緒に踊るべく、万博で特別イベントが2日間にわたって開催される。

『WORLD YOSAKOI DAY』にて、高知県内の大学生たちによるチーム「高知学生旅鯨人」(8月22日/大阪・関西万博「Matsuri」)
『WORLD YOSAKOI DAY』にて、高知県内の大学生たちによるチーム「高知学生旅鯨人」(8月22日/大阪・関西万博「Matsuri」)

メインステージでの「よさこい鳴子踊り」では、高知県や日本各地をはじめ、海外から集まったチームによる個性豊かなよさこいが登場。22日の開幕直後には「高知県日本舞踊協会」がよさこい発祥の元祖となる踊りを披露したほか、高知県内の大学生によるチームや高知で人気のよさこいチーム「TACYON」など12チームがパフォーマンスし、会場を盛り上げた。

『WORLD YOSAKOI DAY』にて、街路市が再現された会場(8月22日/大阪・関西万博「Matsuri」)
『WORLD YOSAKOI DAY』にて、街路市が再現された会場(8月22日/大阪・関西万博「Matsuri」)

また、「Matsuri」内の後方エリアには、高知市内で300年以上にわたって続く街路市「日曜市」も。実際に高知市内で出店している店ばかりで、行列ができる人気のいも天が各日150袋、アイスクリンが各日600食ふるまわれる(数量限定・アイスクリンは時間はランダム)。

『WORLD YOSAKOI DAY』にて、不定期で振舞われる「アイスクリン」(8月22日/大阪・関西万博「Matsuri」)
『WORLD YOSAKOI DAY』にて、不定期で振舞われる「アイスクリン」(8月22日/大阪・関西万博「Matsuri」)

そのほか野菜や工芸品、ご当地グルメの販売や、よさこい鳴子づくり体験、高知県内の市町村によるPRブースでは抽選やガチャガチャなどを通して、高知の魅力に触れることができる。

『WORLD YOSAKOI DAY』にて、開幕セレモニーに登壇した高知県知事の濵田省司さん(8月22日/大阪・関西万博「Matsuri」)
『WORLD YOSAKOI DAY』にて、開幕セレモニーに登壇した高知県知事の濵田省司さん(8月22日/大阪・関西万博「Matsuri」)

イベントの開催を記念して開幕セレモニーに登壇した高知県知事の濵田省司さんは、「1970年の万博をきっかけに世界に広まったよさこいが、この夏また万博に戻ってくることができました。また今年、高知は旅行会社の調査で、地域ならではのおいしい食がある地域として全国1位に輝きました。ぜひこの街路市のイベントで堪能していただければと思います」と高知県の魅力を語った。

『WORLD YOSAKOI DAY』にて、自分だけの鳴子が作れる鳴子体験ブースも大人気(8月22日/大阪・関西万博「Matsuri」)
『WORLD YOSAKOI DAY』にて、自分だけの鳴子が作れる鳴子体験ブースも大人気(8月22日/大阪・関西万博「Matsuri」)

『WORLD YOSAKOI DAY』は8月22日と23日に開催。メイン会場はEXPOアリーナ 「Matsuri」。入場無料(要万博の入場料)。よさこいチームによるパフォーマンスのほか、参加者も一緒に踊れる「みんなで踊ろう!よさこい総踊り」も1日2回実施される。22日はよさこい宣伝部長でもある南海キャンディーズの山里亮太が参加する予定。

取材・文・写真/野村真帆

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