予約ゼロ&夕方から万博へ!ストロングスタイルでどれだけ楽しめる?

夜は幻想的…「日本館」に次ぐ大きさを誇る「サウジアラビア・パビリオン」こちらもパビリオン内でショーを繰り返し行っている(撮影4月9日:大阪・関西万博)
開催期間が残り50日をきった『大阪・関西万博』。何度も訪れ、事前予約バッチリで楽しむ「ガチ勢」もいれば、パビリオン予約などせず、ゆるく楽しみたいという人もいるだろう。今回は、開幕以降、ほぼ毎週万博を訪れている地元ライターが、パビリオンやイベントの事前予約ゼロで、夕方から楽しむ万博をご案内。
◆ 16時~ 焦らずゆっくり入場、各ステージのパフォーマンスを見て回る
まず、現在夕方4時から入場できる「夜間券」でゆっくり入場。まずは、パビリオンの外観や大屋根リングを眺めて歩いて、会場の雰囲気を楽しもう。
各パビリオンの前のステージで、各国の音楽やダンスを披露していることも多いので、面白そうだと思ったら足を止めて楽しんで。その日限りの、世界のアーティストとの一期一会の出会いはがあるはず。

パビリオン前ばかりではなく、各国や日本のカルチャーが紹介される「ポップアップステージ」も会場内に5ヶ所あり、こちらでおこなわれるパフォーマンスは、多種多様で面白い。イベント内容と時間は、公式サイトや、当日各ステージ前にも掲示されるので、チェックしてみよう。

◆17時~ 海外グルメにトライ!
なかに入らなくても、ビールやコーヒー、アイスや軽食などを購入することができる海外パビリオンもあるので、気になったらのぞいてみて、腹ごしらえという選択肢も。世界のグルメを、テイクアウトでパビリオン前や大屋根リング下で楽しむこことができる。

また、歌いながら「全力で」入場を促してくれるスタッフがいる話題の「インドネシア・パビリオン」から、カタコトの日本語で「スグニハイレル~!」などと声がかかったら、もちろんパビリオン内に入ってみるのも一考だ。

その他、会場内のイベントをいろいろ見て回りたい人のために、万博内の毎日開催される企画のタイムスケジュールをまとめておこう。
◆ 18時15分~ 芸人と一緒に盆踊り!?それともカラオケ出場!?
笑顔の球体『タマー』が目立つ「よしもと waraii myraii館」前のステージで、毎日18時15分から開催している『盆踊りのアシタ』。「吉本興業」の芸人などと一緒に盆踊りを楽しめるほか、我こそはという一般参加者がカラオケを披露するという企画に参加してみても。

これが異常な盛り上がりで、多くの来場者で埋め尽くされている。筆者が訪れた8月7日のMCはレイザーラモンと藤崎マーケット。藤崎マーケットのトキが舞台から降りてハイタッチをしながら会場を歩き回り、観客と肩を組んだり、芸人と距離が近いのも魅力。

また、カラオケで小学4年生の女の子が迫力いっぱいの『紅蓮華』を披露すると、観客からざわめきと大きな拍手が湧き起こり、観客もノリノリに。「スター誕生」の瞬間だった。
◆ 19時19分~ 今だけの万博ミニ花火(8月31日まで)

次は、ライトアップされた大屋根リングにのぼろう。これくらいの時間になると、風も気持ちがよく歩きやすい。ウォータープラザ方面に向かって歩いて、適当な場所で待っていると、19時19分から、約4分間の「ミニ花火」が打ち上がる(8月中は毎日開催)。

短くも、万博会場に上がる花火は、いまだけ。きっとココロに残るはず。※ミニ花火の打ち上げは、いずれも、天候等の都合により予告なく中止となる場合がある。打ち上げ数・時間は日によって変更の可能性があり。

◆ 19時30分~(9月1日からは19:10~)「青と夜の虹のパレード」迫力あるショーを
ウォータープラザで1日2回開催される「青と夜の虹のパレード」。噴水装置300基であがる水しぶき、炎の熱さを体感できる、約20分間の迫力満点のショーだ。

月夜に虹がかかる日に主人公・アオが体験した不思議な世界が、映像と噴水、音楽で表現される。噴水前でショーを観るには、座席の事前予約が必要だが、その他の場所からでも観覧可能で、20時30分~からも同様のプログラムが開催される。
◆20時10分~ ゆったりとプロジェクションマッピング
続けて、EXPOホール「シャインハット」に映し出される、プロジェクションマッピングを見て、東ゲートからそのまま退場というコースもおすすめ。未来への希望やビジョンを表現した作品を上映するプロジェクションマッピングは、屋外広場の前に座って、ゆったりと楽しむ人も多い。なお、同様のプログラムが19時30分~も開催される。

◆20時57分~ 万博内の最もスタートが遅いイベント「ドローンショー」
そのあと、まだあと少し楽しみたいという人は、ウォータープラザの前から、または大屋根リング上から、ドローンショー「One World, One Planet.」 を楽しめば、夜の万博フルコースに。世界中から集まる願いで「願いの樹」が成長していく様子をドローンで表現している。

ゲートが混む前に帰りたい人は、ドローンショーは見ずにゲートにすすむ選択もあり。家に帰るまでが万博。会場内では自由に楽しんで、帰りの手段についてだけは、事前にしっかり調べておこう。

花火やドローンショーなど野外で開催されるイベントは、雨や風の影響で中止になることもあるので、「見れたら見よか」くらいののんびりさがあると、気持ちよく過ごせそう。パビリオンやイベントの予約が取れなくても、夕方からでも万博の雰囲気は充分味わえる。予約や事前準備を気にせずに、気軽に夜の万博を、訪れてみては。
取材・文・写真/太田浩子
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