南大阪の人気フルーツパーラー2号店が新施設に、パフェに特化

3時間前

8月1日の取材時点で提供されていた「Rosier」の「まるごと桃のパフェ」(2000円〜)。最高ランクの桃を丸々1つ使用し、ジャージー牛乳のミルキーなソフトクリームとの相性も抜群

(写真6枚)

大阪・堺にあるフルーツパーラー「Rosier(ロジエ)」(堺区市之町東)の2号店が8月1日、堺の新たな複合施設「SAKAINOMA PLAZA 柳(サカイノマ プラザ やなぎ)」(堺市堺区)内にオープンした。

南海高野線の「堺東駅」近くに店を構え、季節のフルーツを活かしたパフェが看板メニューの「Rosier」。2017年のオープン以来、地元民を中心にファンが多い人気店だ。

数年前から2号店を展開したいという構想はあったものの、「コロナ禍や人手不足のため二の足を踏んでいました」と振り返るのはオーナーの加藤巧也さん。そんな折に、同施設を運営する空間デザイン事務所「infix」の間宮菜々子さんから声がかかったという。

さらに商品を卸していた近隣の百貨店「高島屋堺東店」が2026年1月をもって閉館するというタイミングも重なり、「新たな挑戦」と捉え出店を決意した。

堺で新たにオープンする複合型施設「SAKAINOMA PLAZA YANAGI」。1番右にいるのが運営を務める間宮奈々子さん
堺で新たにオープンする複合型施設「SAKAINOMA PLAZA YANAGI」。1番左にいるのが「Rosier」オーナーの加藤巧也さん

「SAKAINOMA PLAZA 柳」は築200年の古民家を活用しており、「Rosier」を含めホテル、打刃物工房、フラワーショップ、雑貨屋(今冬オープン予定)の5業態が集まった複合施設となる。

そんな立地にくわえ加藤さんが長年重んじてきた茶人・千利休による茶道の精神「和敬清寂」をコンセプトに、2号店では和のテイストを取り入れた空間をイメージ。窓際の席からは、施設の中央にある穏やかな中庭の景観を臨むことができる。

堺の新施設「SAKAINOMA PLAZA 柳」内にオープンしたフルーツパーラー「Rosier 柳店」の内観
堺の新施設「SAKAINOMA PLAZA 柳」内にオープンしたフルーツパーラー「Rosier 柳店」の内観

また、2号店からは本店よりもメニューを絞り、従来の旬なフルーツに原材料にこだわったジャージー牛乳ソフトクリームを加えたパフェがメインとなる。そして、その季節ごとに最高ランクのフルーツを使用する予定で、夏季は「まるごと桃のパフェ」(2000円〜、オープンから1週間は特別価格の1800円)を提供し、今後はぶどう・マンゴー・栗・いちごなど時期によって入れ替わっていくという。

8月1日の取材時点で提供されていた「Rosier」の「まるごと桃のパフェ」(2000円〜)。フルーツが盛りだくさん
8月1日の取材時点で提供されていた「Rosier」の「まるごと桃のパフェ」(2000円〜)。フルーツが盛りだくさん

加藤さんは「ここはRosierだけじゃなく、全部で5店舗のお店が入ります。うち目当てじゃないお客さんも来てくれるので、今までRosierに興味がなかった層にもアプローチできるのではと思っています」と、他店舗との相乗効果に期待を込めた。

「Rosier 柳店」の営業時間は10時〜18時(17時30分LO)。火曜休。

取材・文・写真/つちだ四郎

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