北大阪急行の忘れ物にAIの村上信五が応答、ファンざわつく

5時間前

「北大阪急行」で忘れ物を問い合わせた場合の「AIシンゴ」の回答例

(写真2枚)

「北大阪急行電鉄」(本社:大阪府豊中市)では、忘れ物を問い合わせるチャットサービスに、SUPER EIGHT・村上信五がモデルの「AIシンゴ」が登場。8月14日までの期間限定で、村上信五風の関西弁で対応される。

「北大阪急行」では、毎月約1200件の忘れ物が発生。従来は電話だけで問い合わせに対応しており、忘れ物の返還率は15%ほどだった。2024年6月より、忘れ物検索サービス「find」(代表取締役CEO:高島彬)を導入したところ、返還率が30%まで上昇。現在関西では「大阪メトロ」や「近畿大学」でも導入されている。

そんななか、村上がMCを務めるラジオ番組に、「find」取締役COO・和田龍氏が出演し、忘れ物チャットでの「AIシンゴ」の活用を検討。関西の「find」導入企業のなかから、村上の出身地・高槻市のある北摂地域を走る「北大阪急行」が選定された。

「北大阪急行」と「AIシンゴ」が忘れ物検索サービスで期間限定コラボ
「北大阪急行」と「AIシンゴ」が忘れ物検索サービスで期間限定コラボ

「AIシンゴ」が対応するのは、「北大阪急行」(緑地公園駅〜箕面萱野駅)で忘れ物をした場合。そのほか、「北大阪急行」が直通運転をおこなう「大阪メトロ 御堂筋線」で忘れ物をした場合も、「北大阪急行」の駅や車両で拾得される可能性があるため、「北大阪急行」への問い合わせが必要となる。

問い合わせ方法は、まずインターネットで「北大阪急行 忘れ物」で検索。忘れ物チャットにアクセスし、忘れ物の詳細を登録すると「ご連絡おおきに!AIシンゴやで。どんなお問い合わせでも、しっかり対応させてもらいますわ。気軽に聞いてな!」と、村上風の濃度の高い関西弁で返答される。

7月14日に公開されたYoutube「AIシンゴチャンネル」では、村上が「桃山台駅」(大阪府吹田市)や「北大阪急行」の電車内でロケをおこない、忘れ物を問い合わせ、取りに行くまでをレクチャーしている。動画のなかで村上は「(関西弁での返答も)大阪やったら許してくれるのんちゃうかな」「超懐の広い、デカい、深い北大阪急行さんが、今回全面協力してくれる」と、実現に至った経緯を話した。

このニュースが発表されると、SNSでは「AIシンゴ」がトレンド入り。「わろたww」「AIシンゴ、期間限定とはいえ社会に実装されるのかw」「忘れ物してショックな気持ちが、多少は和らぎそう笑」「忘れ物をするわけにはいかない。 つまり、AIシンゴとチャットする機会はない・・・」「AIシンゴの声が脳内で再生される」など、ファンからさまざまな声が寄せられている。

忘れ物検索サービスに「AIシンゴ」が登場するのは、7月15日9時〜8月14日23時59分まで。「北大阪急行」に問い合わせると、一般の利用者からも好評だそうだが、今のところは実施期間の延長の予定は無いとのこと。

取材・文/Lmaga.jp編集部

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