SNSで再ブレイク中…ムーディ勝山、滋賀を語る「いつかは移住したい」

20時間前

滋賀県の代名詞・琵琶湖とムーディ勝山

(写真5枚)

かつて「右から来たものを左へ受け流すの歌」で一世を風靡したピン芸人・ムーディ勝山。現在はSNSで、ムーディと同じく白に身を包んだかわいらしい犬たち(通称:コーラス隊)とともに撮影したシュールな写真を投稿し続け話題に…! そんなムーディに、原点である出身地・滋賀県について語ってもらった。

■ 「子どもの頃は、京都や大阪に憧れていた」

滋賀県の代名詞・琵琶湖を走るムーディー勝山
滋賀県の代名詞・琵琶湖沿いを走るムーディ勝山

——滋賀県での思い出を教えてください。

小学校の頃は、今回の撮影でも行った草津にある平井児童公園でしょっちゅう野球をしていました。当時、びわ湖放送で西武ライオンズ戦がよく流れていて、なかでも僕は秋山幸二選手の大ファンでした。ここぞという場面でホームランを打つと、ホームに帰ってくる時にバク宙をしてくれるんです。それが最高にカッコよくて、まさに僕のヒーローでしたね。

中学生になると、大津駅前のバッティングセンターに通うようになりました。一度、楽天イーグルスの元監督・田尾安志さんのロケに遭遇して、生まれて初めて芸能人に会えて興奮したのを覚えています。

1957年創業の「喫茶サモワール」(滋賀県大津市)にて
1957年創業の「喫茶サモワール」(滋賀県大津市)にて

——印象に残っているスポットはありますか?

滋賀を中心に展開するローカルスーパー「フレンドマート」です。うちは母子家庭で、毎日一人で母の帰りを待ちわびていて。母が近所の「フレンドマート」で買い物して帰って来るから、僕も店まで行って待つようになりました。そしたらレジのおばちゃんが、冬場の寒い日はストーブのついたレジの中で待たせてくれるようになって。名前の通り、温かくてフレンドリーなお店ですよね。

パーソナリティを務めるFM滋賀の『DIVER』とのタイアップで、県内の系列店を回る企画もやらせていただいて、仕事で恩返しできたのがありがたかったです。

毎週金曜11時30分〜、e-radio『DIVER』に出演中のムーディー勝山
毎週金曜11時30分〜、e-radio『DIVER』に出演中のムーディ勝山

——琵琶湖にまつわる思い出はありますか?

恐らく僕だけですが、女性に告白する時は必ず琵琶湖でした。野球でいうと2打数2安打、成功率は高いですよ。今の奥さんに告白したのも琵琶湖です。二人で自転車に乗って琵琶湖を一周できるサイクリングロードのベンチまで行って、弾き語りをした後に告白しました。僕がギターを背負ってたんで、奥さんは変だなと思ったかもですが(笑)。

——ちなみに何の曲を歌ったんですか?

スピッツの『チェリー』です。別れの曲なんで、選曲が正解だったのかはわからないけど、僕にとって琵琶湖は、奥さんとお付き合いが始まった大事なスポット。今日、大津駅からラジオ局にタクシーで移動する時、運転手さんが僕を観光客だと思い込んで湖岸沿いを走ってくれたんですが、改めて琵琶湖の壮大さに気付かされました。

滋賀県出身、現在45歳のムーディ勝山

——年齢を重ねて、滋賀県の印象は変化しましたか?

子どもの頃は、華やかな京都や大阪に憧れていましたが、大人になって改めて来てみると本当に住みやすい街だなと。自然が豊かで子どもが遊べる施設も多いし、都会へのアクセスもいい。僕も今は東京に住んでるけど、いつかは滋賀に移住したいなと思っています。

——最後に、滋賀県で右から左に受け流したいものは?

考えてみたんですが、どこを切り取っても受け流せない大切なものばかりでした。

近年若者の移住者も増えている注目スポット・滋賀。同インタビューほか、滋賀の「行きたい店」や「気になる店」までを紹介している『滋賀の本』(創刊:京阪神エルマガジン社)をチェック!


取材・文/六車優花 写真/大竹宏明

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