暑すぎる大阪から脱出!北海道のリゾナーレで36時間のストイック旅に挑戦→予想外の結果に[PR]

20時間前

「リゾナーレトマム」で北海道満喫36時間!

(写真48枚)

毎日のように35度を超えるウンザリした暑さが続く大阪。「ここから脱出したい!」と願うものの海外旅行に行くには予算も日程も足りない。それでも「自然と触れ合いたい」「普段はできないことを体験したい」「グルメも満喫したい」・・・そんな欲張りな願いを叶えてくれるのでは? と浮かんだのが、「リゾナーレトマム」だ。

北海道の勇払郡占冠村 中トマムエリアにあり、大自然に囲まれるロケーションと北海道らしい乳製品や海の幸を活かした豊富なグルメを同時に楽しめる「リゾナーレトマム」。「星野リゾート」が国内外7施設に展開するリゾートホテルブランド「リゾナーレ」のひとつで、「PLAY HARD(プレイ・ハード)」=めいいっぱい全力で遊ぶ、というコンセプトが存在するそう。

広大なトマムエリア。各スポットにショップやグルメが。エリア内バスで移動できます!

それを実践すべく、北海道ならではの雲海ウォッチングや動物とのふれあいのほか、ビアガーデンやフィッシング、プールなど夏を満喫できるアクティビティが、ホテルの敷地から出なくてもすべて満喫できてしまうとか!

せっかく行くなら、できるだけトマムを楽しみたい。が、筆者は北海道素人OL。今回は1泊2日しか猶予がないし、どうスケジュールを組んでいいのやら・・・。そこで、ホテルのスタッフさんに「ギッチギチで!」とお願いし、1泊2日の特別スケジュールを組んでもらった。

リゾナーレトマムを満喫する36時間のプレイハードスケジュール
リゾナーレトマムを満喫する36時間のプレイハードスケジュール

できあがったスケジュールを見て、そのみっちり具合にびっくり(というかちょっと笑ってしまった)。果たしてこのストイックすぎるスケジュール、完走できるのか?


挑戦! トマムを堪能しつくすスケジュール

ここからは現地で撮った写真とともにお送りしていくのだが、とにかくスケジュールを完遂しないと! という思いのあまり、写真がブレブレになったり映えからはほど遠い有様になってしまう場面、自然に相対するゆえ、どうしても思うような写真が叶わない場面もあるが、多めに見て欲しい。

新千歳空港から1時間ほど電車に揺られ、「JRトマム駅」に到着。車窓から見える景色ですでに気づいていたが、見渡す限り深い緑が広がる。そんな自然のなかぽつんと佇む駅の雰囲気に浸りながら、まずは「トマム駅」の看板を撮影

トマム駅に到着!記念すべき1枚目の写真
トマム駅に到着!記念すべき1枚目の写真
野生の鹿と遭遇! ちなみに鹿は滞在中、たびたび目撃することとなる
野生の鹿と遭遇! ちなみに鹿は滞在中、たびたび目撃することとなる

と、すでにホテルの送迎バスが到着していることに気づいた。送迎バスは電車のダイヤと連動しているそうで、待つことなくノンストレスでホテルまで運んでもらえるのがありがたい。

そこから約10分後には、「リゾナーレトマム」に到着! そびえ立つツインタワーに圧倒されつつ、さっそくホテルの前で記念写真を1枚

まずはホテルの看板前で撮影
まずはホテルの看板前で撮影

あえて駅弁などは食べなかったのでお腹はぺこぺこ、まずは巡回しているバスに乗ってファームエリアを目前にのぞむカフェ「ファームデザインズ」に移動し、待ち望んだランチをいただくことに。

ファームエリアを目前にのぞむカフェ「ファームデザインズ」
ファームエリアを目前にのぞむカフェ「ファームデザインズ トマム店」
「星野ファーム」の牛たちの乳を使ったチーズが味わえる「生ハムモッツァレラ」
「ファーム星野」の牛たちの乳を使ったチーズが味わえる「生ハムモッツァレラ」(1980円)など

「トマム牛乳」を使ったモッツァレラチーズをたっぷり挟んだサンドイッチ、チーズを作る際に生まれる「ホエイ」を使ったドリンク、そして同じくトマム牛乳を使ったソフトクリーム・・・。トマムの地に降り立ち1時間ほどで、乳製品づくしのおもてなしに圧倒された。

食事を終え、続いて牛柄がキュートなモーモーカートにテンションが上がりつつ散策をスタート。カートで颯爽とファームを駆けると、頬にあたる風がなんとも清々しい。半袖では少し肌寒いほどで、大阪では考えられないほどの涼しさに「もう帰りたくない・・・」とすでに感じてしまった。

ファーム内の移動手段となる「モーモーカート」。ちなみにファーム内はゴミ箱やバケツなども牛柄なので見ていて楽しい
ファーム内の移動手段となる「モーモーカート」。ゴミ箱やバケツなども牛柄なので見ていて楽しい
ファームではホルスタイン、ジャージー、ブラウンスイス、3種類の牛が暮らす
ファームではホルスタイン、ジャージー、ブラウンスイス、3種類の牛が暮らす

と、ここで牛たちと遭遇。牛たちがのんびり草を食む姿を見ていると気持ちが癒やされていく。

引き続きファームを回っていると、なんと草原に佇むブランコを発見! 『アルプスの少女ハイジ』を彷彿させるようなのどかな光景に、つい当初のスケジュールを忘れブランコに飛び乗ってしまった。

木に設置されるタイプのブランコにテンションが上がり、つい長居してしまう
木に設置されるタイプのブランコにテンションが上がり、つい長居してしまう

ほかにも宿泊客が乗馬を楽しんだり、羊の群れやどこからか聞こえる鳥の鳴き声など、映画で見るような牧歌的な光景が当たり前のように広がっており、いちいち感嘆の声を上げてしまう。散策を終えカートを戻した時点ですでに満足感がたっぷりなのだが、ファームでは夏季(8月31日まで)に「ファームビアガーデン」も開催中だそうで・・・。

まさかの真昼からのビアガーデン。だが「PLAY HARD」なので、もちろんこのビアガーデンも楽しむ

ポップコーンとアイスをおつまみにビールを飲むのは、トマムならではの楽しみ方
HOPCORNとアイスをおつまみにビールを飲むのは、トマムならではの楽しみ方。「MILK HOP」(800円)など

ビアガーデンといえばビルの屋上などでわいわいと楽しむイメージが強いが、やはりトマムのビアガーデンは一味違う。草原に設置されたチェアに背を預けつつ、どこまでも広がる緑を眺めながらビールを飲めるのだ。

ちなみにここで提供されるのもトマム牛乳を使ったクラフトビール「MILK HOP」、ビールのホップを活かしたポップコーン&アイスなど、ファーム星野の製品を余すことなく味わえるメニューとなっている。

草原のなかに佇むビアガーデン。都会の賑やかで密度の高いビアガーデンとはまったく違う
草原のなかに佇むビアガーデン。都会の賑やかで密度の高いビアガーデンとはまったく違う

果てしない北海道の自然に囲まれて飲むビールは格別。良い感じに酔いが回ってきたところで、今度は「ホタルストリート」へ!

ホタルストリートは、冬であればスキーやスノーボードを楽しむ人がウェアを着たままでも自由に出入りできる「スキーインスキーアウトヴィレッジ」だ。が、夏場は程よく傾斜がついたロケーションかつ緑が涼やかなこともあり、さながらハイキングコースのよう。

リゾナーレトマムとトマム ザ・タワーのちょうど真ん中あたりに位置する「ホタルストリート」
リゾナーレトマムとトマム ザ・タワーのちょうど真ん中あたりに位置する「ホタルストリート」

ここにはステーキハウスやラーメン店などの飲食店や物販が並ぶエリアなのだが、やはりそこは北海道。各店にミルクを活かしたジェラートやアイスがあるそうで、甘党の筆者としては味の違いも気になるところ・・・。そんな要望を伝えてみると、しっかりとスケジュールに組み込んでもらえたので、3店舗のミルクスイーツ食べ比べにもチャレンジしてみた。

(右上)「スープカレー ~トマムの森~GARAKU」のジェラート。味が濃い目のスープカレーに合わせるためか、あっさりながら濃厚な味わい、(左下)「海鮮丼×洋酒 GIN」のジェラート。こちらもGARAKUと同じく北海道ミルクを使ったジェラートだが、お酒と一緒に食べたりシメのデザートとして食べるせいか、よりさっぱりした味わいだった、(右下)カフェ「つきの」のソフトクリーム。トマム牛乳を使っているだけあり、クリーミーで甘い
(右上)「スープカレー ~トマムの森~GARAKU」のジェラート。味が濃い目のスープカレーに合わせるためか、あっさりながら濃厚な味わい (左下)「海鮮丼×洋酒 GIN」のジェラート。お酒と一緒に食べたりシメのデザートとして食べるせいか、よりさっぱりした味わいだった (右下)cafe&bar「つきの」のソフトクリーム。トマム牛乳を使っているだけあり、クリーミーで甘い

同じミルクを使ったアイスといえど、お酒を楽しむお店、カフェテイストのお店とジャンルによって全く舌触りや後味が違うのがとても面白い。そんなアイスの余韻がまだまだ残るなか、今度は同じホタルストリート内にある「TOMAMU Wine House」に移動。

シックな雰囲気漂う「TOMAMU Wine House」
シックな雰囲気漂う「TOMAMU Wine House」

シックな雰囲気が漂う店内にはワインボトルがずらり。北海道のワイナリーで作られたワインをメインに扱っているそうで、その場でワインやファーム星野のチーズを味わえる。常時16種類のワインが揃い、いずれも少量から試せるので、知識豊富なスタッフにおすすめを聞きながら好きな味を模索するのも楽しい。

どのチーズとワインが合うのかなども教えてくれるので安心して楽しめる
グラスワイン(30ml・300円~)、おつまみ 400円~。どのチーズとワインが合うのかなども教えてくれる

アイスの食べ比べ、そしてワインをいただくうちについついゆっくりしすぎてしまった! スケジュールを守るため、ここは腹ごなしのためにもダッシュ。

ホタルストリートからリゾナーレトマムは徒歩でも移動可能だ
ホタルストリートからリゾナーレトマムは徒歩でも移動可能だ

なんとかスケジュール通り、部屋にチェックイン。なんと「リゾナーレトマム」は全室スイートルーム! 2人で泊まってもゆったり過ごせる広さや室内からも北海道の景色をのぞめるのはもちろん、浴室にジェットバスとサウナが備わっているのもうれしい。

寝室、ダイニング、浴室&トイレと広々とした客室
寝室、ダイニング、浴室&トイレと広々とした客室
寝室、ダイニング、浴室&トイレと広々とした客室
ベッドルームもゆったり

存分に足を伸ばせるサイズの浴槽でたっぷり遊んだ疲れを癒やしつつ、大窓から見える景色を眺める時間はなんともぜいたくだ。

ジェットバスがついた憧れのお風呂からは、トマムの景色を眺められる
ジェットバスがついた憧れのお風呂からは、トマムの景色を眺められる
なんとサウナ付き。客室内で「ととのう」ことができるのだ
なんとサウナ付き。客室内で「ととのう」ことができるのだ

さっぱりしたあとは、先程の「TOMAMU Wine House」で購入した「VINO BAG」を。こちらは2種のワインと4種のおつまみがセットになっており、部屋でも晩酌を楽しみたい人に人気なセットだという。極上の景色をのぞむラグジュアリーな部屋にワインセット、さらにはサウナまで・・・。もしかして、1日中部屋でのんびりしていても退屈しないのでは、なんてことも頭に浮かぶ。

「VINO BAG」を持ち込めば周りを気にせずワインを楽しみ、そのまま寝落ちするなんてことも可能
「VINO BAG」(2000円/1名あたり)を部屋に持ち込めば、ダラダラとパジャマ姿でワインを楽しみ、そのまま寝落ちするなんてことも可能

そんなことを思いながらも、続けざまに夕食へ。夕食はホテルの31階にあるイタリア料理のレストラン「OTTO SETTE TOMAMU」でいただく。

メニューはコース1種類のみ。ジビエや北海道ならではの海の幸など、旬の素材を味わえる
メニューは季節のコース1種類のみ(18000円)。ジビエや北海道ならではの海の幸など、旬の素材を味わえる

イクラやウニ、カニや鹿肉と北海道の恵みがふんだんに使用され、さらにその一皿一皿に合わせたワインペアリング(ペアリングはオプション)・・・と、贅沢なフルコースが登場し、改めて「リゾナーレトマム」の振れ幅の広さに驚いた。

メニューはコース1種類のみ。ジビエや北海道ならではの海の幸など、旬の素材を味わえる
コースを締めくくるデザートにも込められた細部のこだわりに感動

たっぷり時間をかけてコースを堪能し、大満足のほろ酔い気分で部屋に戻る。1日目は翌日の雲海にそなえ、早くに就寝。これでもかとアクティビティに挑んだこともあり、ぐっすりと眠れた。

果たして翌朝、雲海は見れたのか…!? 後半へつづく!

「リゾナーレトマム」

住所:北海道勇払郡占冠村中トマム
<車>新千歳空港から約100分、 トマムICより約5分
<電車> 新千歳空港より約90分、JRトマム駅より無料送迎バスで10分

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