思い出の場所に向かう嵩、片側が空いたシーソーに視聴者号泣

5時間前

『あんぱん』第63回より。焼け野原でのぶと再会した嵩(北村匠海)(C)NHK

(写真3枚)

高知・御免与町で出会った朝田のぶ(今田美桜)とその幼馴染・柳井嵩(北村匠海)の人生を描く連続テレビ小説『あんぱん』(NHK朝ドラ)。6月25日放送の第63回では、嵩が戦死した弟・千尋の好きだったシーソーに座るシーンが話題となった。

のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)が4年ぶりに再会する。教師を辞めたのぶは自分が子どもたちに間違ったことを教えてきたと悔やみ、自分は生きていていいのかと涙を流す。そんなのぶに、嵩は「死んでいい命なんてひとつもない」と話す。

嵩は、戦死した弟の千尋(中沢元紀)が「戦争さえなければ愛する人のために生きたい」と話していたと明かす。そして弟のためにも「全ての人を喜ばせる正義」を見つけたいと宣言し、のぶに生きてほしいと語りかけるのだった。

出征前の千尋が「もういっぺんシーソーに乗りたい」と嵩に呟く回想シーンが流れた今回の放送。そして嵩が思い出のシーソーに座り、幼き頃の千尋が無邪気に遊んでいた頃を思い出す。

一連の流れを受け、SNS上では「今朝は泣いたな・・・」「シーソー映るだけでもう涙やん」「シーソーの片側の空白が・・・千尋ぉ~~~」「静かな回だったけど号泣」など千尋の死を悲しむ声が相次いでいる。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。6月26日放送の第64回では、柳井家に嵩の友人・健太郎(高橋文哉)が訪ねてくる

文/つちだ四郎

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