大阪・淀屋橋に巨大タワー開業、関西初など5店舗が新たに

6時間前

「淀屋橋ステーションワン」の外観

(写真8枚)

「淀屋橋ステーションワン」(大阪市中央区)の商業エリアが、6月23日に一部先行オープン。周辺エリアで働くビジネスマンに重宝されそうな飲食店をはじめ、手土産にぴったりの和菓子店などがオープンし、あいにくの雨天にも関わらず初日から多くの人が駆けつけた。

大阪メトロ・京阪電車「淀屋橋駅」直結となる同施設は、中央日本土地建物が所有する「日土地淀屋橋ビル」と京阪ホールディングスが所有する「京阪御堂筋ビル」を共同で建て替え、2022年7月に新築工事に着手。

今回商業ゾーンの一部が先行オープンしたのち、秋にかけて順次店舗がオープンする。ビルの高さは約150mとなり、商業ゾーン・オフィスゾーン・多目的に使えるイベントスペースなどがそろう。

◾️第一弾では、5店舗がオープン

今回先行オープンしたのは、地下1階・1階・3階の商業ゾーンにある5店舗。地下1階の駅改札近くには東京・恵比寿発のスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」の大阪2店舗目がお目見え。大阪限定の「明日のブレンド」をはじめとするスペシャルティコーヒーや、焼きたてのパンなどが、朝6時半から楽しめる。

また、1階にはニューヨーク発のベーカリー「シティーベーカリー」が登場。ビジネス街の立地から、片手で食べられるサンドイッチ類が豊富ラインアップしているほか、コーヒーのポットサービスなども実施する。

「猿田彦珈琲」では同ビル限定の、店内で焼き上げるパイやタルトが登場

そのほか、地下1階の「淀屋橋広場」内には豊中のおはぎ専門店「森のおはぎ」と伊丹で人気のどら焼き専門店「キツネイロ」の商品が集う「森のおはぎ と キツネイロ」がスタンバイ。一度に2店舗の商品が購入できることはもちろん、近隣では北新地で夜しか購入できなかった「森のおはぎ」のおはぎが日中も購入できるようになるなど、手土産利用に重宝しそうだ。

加えて、関東で人気のサラダ専門店「チョップド サラダ デイ」が関西初出店し、ヘルシーなランチ需要に応えてくれる。

「森のおはぎ と キツネイロ」外観
「森のおはぎ と キツネイロ」外観

「中央日本土地建物」担当の湯浅敬太さんは、「御堂筋の玄関口に高さ150mのエリアナンバーワンの高さを誇るランドマークビルとして誕生できました。淀屋橋広場では街に開かれた場所として、定期的にイベントを開催する予定です」と、ビルがオープンできた喜びを話す。

9月にオープン予定のスカイテラスの様子
9月にオープン予定のスカイテラスの様子

また、今秋には30階には梅田の景色が一望できる「淀屋橋スカイテラス」やレストラン、結婚式場などが順次オープン予定。営業時間は店舗によって異なる。

【商業エリア第一弾オープン店舗】
・猿田彦珈琲
・シティーベーカリー
・森のおはぎ と キツネイロ
・チョップド サラダ デイ
・セブンイレブン

取材・文・写真/野村真帆

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