大阪・梅田ド真ん中に「穴場ビアガ」…夕日沈む光景にうっとり

4時間前

11階バー＆ラウンジ「!JaJa!Bar」屋上テラスでのビアガーデン。取材時（6月下旬）は19時ごろに日没の光景が見られた

(写真12枚)

ＪＲ大阪駅前の複合商業施設「グラングリーン大阪」内のホテル「キャノピーｂｙヒルトン大阪梅田」（大阪市北区）で、７月よりビアガーデンが初開催される。梅田ド真ん中ながら緑に溢れた開放感ある屋上テラスで、ホテル限定クラフトビールが楽しめる。

■ 大阪名物にちなんだビールやフードが勢揃い！

世界的ホテルチェーン「ヒルトン」による日本初進出のライフスタイルブランドとして、２０２４年９月に開業した同ホテル。館内デザインには随所に大阪文化を取り入れ、「串カツ」をイメージした照明など、活気のある大阪らしい雰囲気が演出され、その土地に根差した「ローカル体験」のサービスを展開する。

初開催となるバー＆ラウンジ「！ＪａＪａ！Ｂａｒ（ジャジャバー）」でのビアガーデンでも、大阪名物にちなんだビールやフードが登場。注目のホテルオリジナル・クラフトビール「ＤＯＹＡＳＡ！（ドヤサ）」は、粉もんなどに多用される紅生姜をイメージしたそう。生姜のピリッとしたパンチのある辛味が広がりつつ、ベースのセゾンビール由来の爽やかな後味が魅力で、瓶と注ぎたて生ビール（各２３００円）、どちらでも注文が可能だ。

ホテルオリジナルのクラフトビール「DOYASA!」（2300円）は、大阪ゆかりの紅生姜をイメージ。ベルギー伝統のセゾンビールに、生姜たっぷりのピリッとした味わい

「上方ビール」とコラボした限定クラフトビール「DOYASA!」（2300円）。熟成された味わいなら瓶、フレッシュに味わいたいならグラスに注ぎたての生ビールで

これまでも大阪の人気パティスリー「マサヒコオズミパリ」とのコラボスイーツなど、ローカル性を重視し、今回は大阪・淡路の銭湯跡地をリノベーションしたブルワリー「上方ビール」とコラボ。同社の志方昂司代表は「紅生姜自体はビールに使えないので難しいテーマでしたが、少し煮た生姜を使い、紅生姜入りの料理を食べた時の感覚を再現してみました。生姜や麦芽は関西でおなじみの冷やしあめにも通じるものがありますよね」と話す。

アメリカ出身のシェフが、大阪の食文化にインスパイアされた和＆洋の個性派メニューを楽しめる。タコスの具はだし巻きのフライ入りと、サプライズ感も重視したそう

そのこだわりビールと味わいたいおすすめフードは、アメリカ出身のシェフが大阪の食文化からインスパイアされたもの。だし巻きのフライやたこ焼きを豪快にサンドした「！ＪａＪａ！タコス」（１６００円）、大阪ヘルメスソースを使った「スローローストポークバーガー」（１８００円）など、一見洋風ながら「大阪感」を探すのも楽しい。

冷えたビールと味わいたい「ナチョス」（写真手前・2500円）はビーフチリ、サワークリーム、チーズの夏らしいスパイシー風味

ほかにも、シェフがアメリカ本場の味を追求した、ホットソース＆バターでスパイシーな味わいの「バッファローチキンウィング」（１７００円）など、アラカルトは１１品。ビールとのセット（２８００円～）ほか、ドリンク飲み放題（９０分制）はタコスとのセットで７０００円、好みの料理３品とのセットは１万４０００円。大阪・高槻などの地元クラフトビール５種、生ビール２種、カクテル、ワイン、ソフトドリンクなどが揃う。