「情報量多い…」万博で超有名キャラが大渋滞、フィンランド祭

24時間前

日本でも大人気のムーミンとリトルミィが式典参加者をお見送り(6月12日/大阪・関西万博)

(写真13枚)

日本でも大人気のムーミン、誰もが知る存在のサンタクロース、日本にゆかりのある大統領夫妻も来場。さらに式典には超ポップな人気アーティストも登場し・・・。

『大阪・関西万博』で6月12日に開催された「フィンランド・ナショナルデー」は、フィンランドのオールスターが勢揃いして開幕。来場者たちを、多いにざわつかせた。

世界の幸福度ランキングで第1位に8年連続で輝く北欧の国・フィンランド。そんな幸せの国のナショナルデーは、朝から晩まで、とにかくハッピーなイベントが盛りだくさん。この日を楽しみにして来場した人たちが、「北欧パビリオン」やナショナルデーホール「レイガーデン」に集まった。

ムーミンとリトルミィは来場者から大人気(6月12日/大阪・関西万博)
ムーミングッズを身に着けたファンが多数来場(6月12日/大阪・関西万博 撮影:Lmaga.jp編集部)
ムーミングッズを身に着けたファンが多数来場。フィンランドもムーミンも大好きなふたり(6月12日/大阪・関西万博)

同国がデンマーク、アイスランド、スウェーデン、ノルウェーとともに共同出展している「北欧パビリオン」には、季節はずれのサンタクロースが登場。ツーショットが撮れるミート&グリーティングが開催された。

蒸し暑い初夏の万博にサンタクロース降臨…足元はブーツで(6月12日/大阪・関西万博)

多数の参加希望者がパビリオンに詰めかけ、朝一番から長蛇の列が。パビリオンスタッフも「こんなに朝早くからたくさんの人が並ばれるとは驚いた」と話していた。

参加者たちは、サンタクロースと写真撮影や会話を楽しみ、直筆サインをもらうなど、貴重な交流を満喫していた。「はじめて聞くサンタクロース声、低くてダンディでした」と話す人も。

サンタクロースと記念撮影(6月12日/大阪・関西万博 撮影:Lmaga.jp編集部)
サンタクロースと記念撮影を楽しむ来場者(6月12日/大阪・関西万博)
サンタクロースの直筆サイン(6月12日/大阪・関西万博 撮影:Lmaga.jp編集部)
来場者がスタンプパスポートに書いてもらったサンタクロースの直筆サイン(6月12日/大阪・関西万博)

そして11時からの式典は、国旗の掲揚や、日本とフィンランドの代表挨拶で厳かな雰囲気でスタートしたが、その後登場したMCが「今日はナショナルデーではありますが、型にはまらないフィンランドのユニークなアーティストをご紹介!」と高らかに宣言。

フィンランドから来日した、4人組ボーカルパフォーマンスグループのトゥーレタルと、型破りなジャンルミックスで注目されるカーリヤを紹介。トゥーレタルは、美しい4人のハーモニーを聴かせたかと思うと、ヒップホップ的要素を交えたノリの良い楽曲も披露し、そのギャップで会場を沸かせた。

民族的な要素と現代的な要素が入り混じる衣装で登場・トゥーレタル(6月12日/大阪・関西万博)
トゥーレタルが、美しいハーモニーと力強いパフォーマンスを披露(6月12日/大阪・関西万博)

次に、黄緑色のライティングのなか登場したのは、ラップ、メタル、エレクトロ、ポップを融合した個性的で唯一無二のスタイルで人気を博すカーリヤ。Spotifyグローバルチャートで7位を記録した『Cha Cha Cha』など2曲をステージ所狭しと全力でパフォーマンス。会場もそれにノリノリで応えた。

フィンランドからポップスター・カーリヤ降臨(6月12日/大阪・関西万博)
ホールの雰囲気を一変させるカーリヤのパフォーマンス(6月12日/大阪・関西万博)

伝説のサンタクロースから、攻めに攻めたカーリヤの超ハイテンションのパフォーマンスまで、濃いキャラクターが大渋滞。情報量の多さは、他国のナショナルデーと比較してもピカイチではないだろうか。フィンランドの「多様性」を目の当たりにしたナショナルデーとなった。

日本のみならず全世界から、カーリヤの熱烈ファンたちが万博に(6月12日/大阪・関西万博)

また、今回式典でスピーチしたアレクサンデル・ストゥブ大統領は、スザンヌ・イネスストゥブ夫人が石川県の高校で30年前に外国語指導助手として勤務した縁が。来日後、9日には2人そろって能登半島地震の被災地である羽咋市と中能登町を訪れている。

日本との縁がある大統領夫妻(6月12日/大阪・関西万博)
アレクサンデル・ストゥブ大統領(6月12日/大阪・関西万博)

6月12日の「フィンランド・ナショナルデー」関連イベントは、サンタクロースとの「ミート&グリーティング」は18時~、20時~も開催。トゥーレタルとカーリヤも登場予定の「パーティー・ライク・ア・フィン」は18時~開催される。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

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