「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第23回・ 我こそは江戸一利者なり

2025.6.11 20:00

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』第23回より。駿河屋(写真右、高橋克実)らとともに呼び出された重三郎(写真左、横浜流星)(C)NHK

(写真3枚)

俳優・横浜流星が主演を務め、吉原の貸本屋から「江戸の出版王」に成り上がった蔦重こと蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)。「我こそは江戸一利者なり」と題する第23回(6月15日放送)では、重三郎が手掛けた狂歌の指南書などが売れ、耕書堂が大注目の本屋となる一方、花魁の誰袖は、松前藩主の弟・松前廣年に直接オロシャと取引するよう口説く。

狂歌で大田南畝(桐谷健太)の名が江戸中に知れ渡り、重三郎(横浜流星)が手掛けた狂歌の指南書『浜のきさご』も飛ぶように売れた。耕書堂は江戸で大注目の本屋となり、重三郎も江戸一の目利きと呼ばれるようになる。そんな時、書物問屋・須原屋(里見浩太朗)から、日本橋に出店することを勧められる。

一方、松前藩主の弟・松前廣年(ひょうろく)と、蝦夷地の件で駆け引きする大文字屋の花魁・誰袖(福原遥)。商人を通さず直接オロシャ(現在のロシア)から琥珀を買い付けてはどうかと口説くが・・・。

本作は、文化の花開く天下泰平の世となった江戸を舞台に、喜多川歌麿や葛飾北斎といった数々の浮世絵師・作家の才能を見出し、世に送り出した稀代の出版人・蔦屋重三郎の波瀾万丈な生涯が描かれていく。放送は、NHK総合で毎週日曜・夜8時から、NHKBSは夕方6時から、BSP4Kでは昼12時15分からスタート。

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