吉沢亮&横浜流星、撮影時の複雑な関係は「言葉を交わさずとも…」

2025.5.30 19:15

映画『国宝』ジャパンプレミアより、左から横浜流星、吉沢亮(5月30日・京都市内)

(写真10枚)

6月6日に公開される映画『国宝』(原作:吉田修一)。撮影場所の京都でおこなわれたジャパンプレミアに、主演の吉沢亮、横浜流星らが登壇し、過酷な撮影時を振りかえった。

任侠の世界に生まれながら、上方歌舞伎の名門に引き取られた喜久雄(吉沢亮)、そしてのちに喜久雄のライバルとなる俊介(横浜流星)の壮大な人生を描く同作。

映画『国宝』ジャパンプレミアより、キャストら5月30日・京都市内)
映画『国宝』ジャパンプレミアより、キャストら(5月30日・京都市内)

俊介役を演じた横浜は、試写会前に実施された舞台挨拶で「不安定な天候で。自分、雨男なので不安はあったんですけど、晴れ男・吉沢亮のおかげで晴れまして。ハレの場ですので、東寺という世界遺産で皆さまにこの作品を届けられることを幸せに思います」と笑いを交えて挨拶した。

晴れ男として紹介された吉沢亮(5月30日・京都市内)
映画『国宝』ジャパンプレミアより、晴れ男として紹介された吉沢亮(5月30日・京都市内)

兄弟のように育ちつつ、生涯にわたってのライバルでもある複雑な間柄を演じた吉沢と横浜。撮影に際し特別なことを話し合ったわけではないと振り返り、「言葉を交わさずとも、みたいな」「お互い二人三脚でやってきました」と信頼関係を見せた。

映画『国宝』ジャパンプレミアより(5月30日・京都市内)
映画『国宝』ジャパンプレミアより、左から横浜流星、吉沢亮(5月30日・京都市内)

また撮影での思い出を聞かれると、「多かったよね」「多かったね…」と二人で思わず顔を見合わせる場面も。過酷な撮影であったことがうかがえつつも、吉沢は「もう十分だろう、と思った先にまだ2倍ぐらい残ってるみたいな日々だったので。体力的にも精神的にもなかなかハードな日々ではありましたけど、どうにかね。でも、こんなに妥協せず、魂をワンカットワンカットに込めてくださる方もいないから、幸せな環境でした」と李監督への感謝を見せていた。

映画『国宝』ジャパンプレミアより(5月30日・京都市内)
映画『国宝』ジャパンプレミアより、左から横浜流星、吉沢亮(5月30日・京都市内)

映画『国宝』は、全国東宝系で6月6日にロードショー。

取材・文/つちだ四郎

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