万博と連動した芸術祭、キタエリアや西成などでアートイベント

「大阪関西国際芸術祭」のメディア向け発表会の模様(2月13日・大阪市内)
4月13日より始まる『大阪・関西万博』の期間中におこなわれる公式アートプログラム『Study:大阪関西国際芸術祭/EXPO PUBLIC ART』。2月13日、メディア向け発表会が「グラングリーン大阪」(大阪市北区)にて実施され、その内容やコンセプトが発表された。
同イベントは万博開催期間におこなわれる現代アートの芸術祭。パブリックアート(野外の壁画や彫刻など)が設置される万博会場・夢洲と連動する形で、安藤忠雄設計の「大阪文化館・天保山」、黒川紀章設計の「大阪府立国際会議場」(中之島)、西成/船場エリアやJR大阪駅エリアなど、府内の象徴的な場所で、その土地に合わせた展覧会やアート展示が実施される。

発表会には総合プロデューサーをつとめる鈴木大輔氏が登壇。同イベントはこれまで3回「プレ芸術祭」が実施されているが、鈴木氏は万博期間中のイベントを「本祭」と位置づけ「規模、そしてクオリティ、開催期間も全く別次元になります」と意気込みを語った。
また、開催地のひとつであるキタエリアでは「街中をミュージアム」に見立てた展示をおこなうといい、街中のサイネージや商業施設の「ルクア」「大阪ステーションシティ」を用いた展覧会やアートの構想を明かした。
さらにイベントには2月時点で18カ国・51名のアーティストの参加が決定しており、オランダやモナコ、カナダ、シンガポールなど海外のパビリオンとも連携することも発表された。
鈴木氏は約160カ国の来場者が見込まれていることに触れ「来場者が『万博よかったね』で帰ってしまったら何にもならない。各国のVIPやメディアに芸術祭も見てもらい、『万博はよかったけど、芸術祭もよかった』と思っていただくことが重要。万博を忘れるくらいの思いで帰っていただき、次に繋げていきたい」と万博があくまでスタート地点であることを強調した。
『Study:大阪関西国際芸術祭/EXPO PUBLIC ART』の開催期間は、4月13日から10月13日まで。会場は、夢洲の万博会場内、天保山エリア、ベイエリア、中之島エリア、船場エリア、西成エリア、JR大阪駅エリア、松原市など。
取材・文・写真/つちだ四郎
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