リピーター続出…「淡路瓦コースター作り」を絶景工房で体験[PR]

「淡路瓦コースター作り」に初挑戦!
大阪から車で約1時間半、瀬戸内海に浮かぶ淡路島が、実は「瓦」の日本三大産地の1つなのを知っていますか? 和風建築やお城、町家などで使われるのが一般的ですが、淡路島では「淡路瓦」でコースター作りが体験できるんです。いざ工房にお邪魔すると「おしゃれすぎん!?」と、そのギャップに驚きの連続でした。
■ 日本古来の風景を紡ぐ「瓦」

瓦が一枚一枚折り重なって作られる屋根。そしてその屋根がたくさん連なってできる風景は、日本に古くからある美しい景観そのものです。瓦は、おおよそ1400年前に日本に伝来。寺院やお城など格式高い建物をはじめ民家にも広く使用され、日本独自の風景を作ってきました。関西ではとりわけ京都や奈良を中心に、歴史的な景観を守る活動が続いています。
しかしながら、近年瓦を使った建物や民家が激減。実際に瓦の生産量は平成4年のピークを最後に減少の一途をたどり、現在は最盛期の4%の生産量にとどまるそう。1つの伝統産業が今まさに消えつつあるという危機的な状況なのです。
こんな話を教えてくれたのは、瓦師(瓦づくりに関わる人)の道上大輔さん。約60年代々受け継がれる「淡路瓦」の窯元の3代目です。「ヨーロッパの赤い瓦、京都・奈良の街並みなど、人々はシンボリックな風景に心を動かされる。『80年前の日本にあった瓦屋根の風景を取り戻し、景観を守りたい』その一心で活動を続けている」と語ります。

■ 繊細な柄にうっとり「瓦コースター」

啓蒙活動の1つとして15年にわたって取り組んできたのが、今回の「瓦コースターづくり体験」。もともとは、得意先へのお歳暮代わりに作っていた瓦コースター。そのデザイン性と実用性で口コミがじわじわ広がり、商品化したのが始まりだったそう。

体験の舞台は、淡路島・南あわじ市にある「ギャラリー土坐(つちざ)」。一足踏み入れると、勝手にイメージしていた「瓦」の印象とは異なり、洗練されたおしゃれな空間が広がります。瓦の原料の土壁、割れてしまった瓦のステンドグラス風オブジェ、瓦1枚を丸ごと使った椅子まで・・・何もかもが「瓦」です。

■ リピーター多し、5~6回来店の客も

淡路島は、海底が隆起して誕生した島だといわれています。ここで使用する粘土は「200万年前の地層からとってきた土」由来だそう。スケールが大きすぎる・・・! まずは10種類の和模様から好きなデザインを選び、型紙を切って、鉛筆でなぞって下絵を描いていきます。

ここからはひたすらデザイン制作!この体験では、瓦づくり用の本格へらを使います。基本は、残したい部分以外を掘り進め、デザインが浮き出るように。少々失敗しても「それも味です!」とのインストラクターさんの励ましをうけ、終始楽しく彫りの作業が進みます。仕上げに表面や角をならし、磨いて艶出しの作業。自然光にかざしながら、できるかぎり表面を磨きあげます。


「このワークショップは、大人が夢中になるんですよ」との言葉通り、約2時間が本当にあっという間!無心で作品に向き合い、完成したときの達成感たるや。この体験、リピーターも多く、すでに5~6回来店したゲストもいるそう。今回紹介した型紙のデザインのほか、家紋や好きなキャラクターなどを持ち込んで彫ってもOK(公式インスタグラムで、さまざまな作品が見られます)。
■ 1週間ほどで完成品が自宅へ
さて、体験から1週間ほどで、焼き上がった瓦コースターが自宅に届きました!縁がいぶし銀、全体的にはマットな仕上がり。コースターとしての実用性を意識してこの色合いや質感になるよう、焼き方を工夫しているそうです。日本の風景を守る淡路瓦を使ったコースター。自分で頑張って作ったからこそ愛おしく、これからも宝物のように大切に使いたくなりました。

体験は、基本的に手ぶらOKで服装も自由。アート、図工、美術、このあたりが全く苦手!という人でも意外に大丈夫。気軽に世界で1つだけの「瓦コースター作り」、チャレンジしてみてくださいね。
『瓦坐(コースター)づくり体験』
時間:①9:00~ ②10:00~ ③11:00~ ④13:00~ ⑤14:00~(1時間半~2時間程度)
料金:4300円〜8300円/人(人数によって変動あり)
※1グループ2~10名
※体験料、材料費、道具使用料、焼成費込み 送料(1梱包)別途
※レクチャー無しの体験は3300円/人(申込はギャラリー土坐【0799-38-0500 または info@daieibrand.com】)
◇
2025年に開催される『大阪・関西万博』を契機として、多くの方々に淡路島に訪れていただくため、多彩な観光コンテンツやイベントを展開する『AWAJI 島博』の開催が決定!今回紹介した体験ツアーのような、食を支える農業・漁業・畜産業、瓦などの地場産業など、「淡路島でしか味わえない体験」を堪能できる体験コンテンツを多数取り揃えます。
取材・文/宮口佑香 写真/本郷淳三
提供/淡路島観光協会
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