26年ぶりのアルバム、江口洋介が音楽活動を再始動したワケ

11月6日「ビルボードライブ大阪」に登場する江口洋介(写真/バンリ)
■ 音楽活動を経て「俳優の現場がすごく新鮮に」
──作詞・作曲はどのようにされているのでしょうか。
曲はいつもギターで作りますが、メロディーが出てきます。ちょっとアップめの曲をイメージして弾き始めて、一から作る時もありますし、メロディーが思い浮かぶと携帯で録って。後で聞いて、引っかかったものにAメロをつけたり、大サビをつける場合もあります。
──ブランクはあっても、その感覚は残ってたんですね。
自分では全く違和感なくやってますが、「急に音楽やり始めた」とか、「江口洋介って俳優じゃないの?」と言われそうで(笑)。俺が歌ってたことを知らない人がいることや、もしかしたら知らない人がほとんどだということも踏まえながら、サウンドはもちろん違いますが、前のアルバムの延長線上にあるような曲調を選びました。いきなりレゲエやブルースをやったら驚かれると思うので、ロックを基本にして、少しビルドアップした感じの曲を作りました。
──確かに、以前のアルバムと地続きのような気がしました。今でも『愛は愛で』などは耳に残ってるので、そういう曲の延長線上にあるように感じました。
そう言ってもらえるとうれしいです。
──音楽活動は俳優業にどのような影響がありましたか?
再稼動した時に、自分自身も音楽をやることによって鼓舞されたというか、音楽のパワーをすごく感じたんです。そして、音楽活動をしてから俳優業に戻ったら、俳優の現場がすごく新鮮に感じて。俳優業はずっと連続してやってるので、そこに音楽が挟まるとフラットになるんです。そこから、また俳優業に戻ると、俳優という仕事を客観的に見ることができて、違う視点でやってみようかと思えたんです。
──違うアイディアが生まれてくるような感覚でしょうか。
音楽活動と俳優業、両方に相乗効果があったと思います。
──具体的にはどのような効果があったのでしょうか。
いい意味で、俳優業でも力が抜けたような気がします。気張ってやらなくても大丈夫、リラックスが重要だと、音楽が教えてくれたんだと思います。曲を作るときは大変だけど、プレイするときは抜いてやるので。もしかしたら、芝居もそうかもしれないですよね。それぐらい音楽が好きなんです。
──音楽が好きなことを再認識されたんですね。
もしかすると、昔より今の方がバランスはいいかもしれない。
──今、このときに再稼働するのも必然だったのかもしれないですね。
そういうことをなんとなくイメージしながら走ってきた気もします。7、8年かかって、やっとここに来たのかなって。
江口洋介
江口洋介『RIDE ON!』
2024年10月23日(水)発売
『RIDE ON! YOSUKE EGUCHI LIVE 2024』
日時:2024年11月6日(水)・1st17:30〜/2nd20:30〜
会場:ビルボードライブ大阪
料金:BOXシート22100円、S指定席10500円、R指定席9400円、カジュアル8900円
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