話題『極悪女王』、唐田えりか×剛力彩芽「全部ぶつけて挑んだ」

Netflixシリーズ『極悪女王』でライオネス飛鳥を演じた剛力彩芽(左)、長与千種を演じた唐田えりか(写真/木村華子)
■ プロレスというものを理解できた、2人のデビュー戦
──そういった関係性があったからこそ、千種、飛鳥が激突した二人の初対戦が感動できるんですよね。
唐田:あれは『極悪女王』のすべての試合のシーンとして、最初の撮影だったんです。みんな「どうなるか分からない」という雰囲気でやっていて。そこで、プロレスって相手の攻撃をちゃんと迎え入れたうえで受けないと成立しないことに気付きました。
そして「受ける」ということは、すなわち「逃げない」という気持ちのあらわれに繋がってくるんだって。長与千種さんが「レスラーにとっては当たり前のことでも、それを役者のみなさんがやることにこの作品の意味があるんだ。それをやろうとする魂が大事なんだ」とおっしゃっていて。あのデビュー戦では、その言葉の意味が理解できました。

剛力:あの場面って、ライオネス飛鳥にとってのデビュー戦であり、私と唐ちゃんにとってのデビュー戦だった。「今までやったことがないことをやる」という意味でリンクしていたんです。そこでリンクできたことで気持ちが乗っていけました。
なにより唐ちゃんとはトレーニングも一緒にやっていて、お互いの手の内も知っている関係でした。だからこそあのシーンでは「ここまでやってきたことを、やっと見せるときがきた」と気合いも入りました。

■ ダンプを前に「自分が想像してなかった感情が生まれた」(唐田)
──ゆりやんさんが演じたダンプ松本の存在はいかがでしたか。試合のたびにフォークを頭に突き刺され、鎖で殴られ、血みどろにさせられて。
唐田:これは意外な感情だったのですが、松本香がダンプ松本へと覚醒するシーンでは、彼女に対して「ここまで来るのを待ってたよ」と思えたんです。香と千種は下積み時代を一緒に過ごし、そんななか、千種はクラッシュギャルズとして先に売れた。
ダンプ松本がやることにイライラするところもあったんですけど、それ以上に「やっとお前は自分の場所を見つけることができたんだな」という気持ちでしたね。それは自分が想像していなかった感情なんです。

剛力:逆に飛鳥としては、ダンプ松本が凶器攻撃をしてくるから、真っ直ぐなプロレスができなくてずっと悔しかったですね。あと、どうしても因縁的な部分でダンプ松本と千種の戦いになってしまう。「ダンプに、千種を取られた」という気持ちが湧き上がってきたんです。それってすごく人間的な感情だなと思えました。
■ 「唐ちゃんの目の輝きは、芝居を超えている」(剛力)
──そんな『極悪女王』には、それぞれのレスラーたちがスターになる瞬間が描かれています。ちなみにお互いを見て、「スターだな」と思うところはありますか。
唐田:姉さん(剛力)は運動神経です。レスラー役のみんなで練習しているときも圧倒的で、三点倒立も普通に1分間くらいやるし、跳ね起きも全部うまく決めるし。私なんか何回かやって1度成功したらラッキーな感じなのに。だからプロレスの試合でも、なにかあっても姉さんなら大丈夫だという心強さがありました。
剛力:唐ちゃんは先ほどもお話した目です。彼女の目の輝きは芝居をこえています。相手選手を睨んでいる視線や、「立ち上がれよ」と言うシーンの目は鳥肌が立ちます。
普段は笑うのが大好きな女性で、楽しい場所の真ん中にいる。そこでギリギリまで大爆笑しているのに、お芝居に入った途端、ガラッと変わる。そしてあの目になる。そのスイッチの入り方は、スターの資質を持つ人にしかできないこと。とにかく唐ちゃんの目のすごさは、観てくださるみなさんに感じ取ってもらいたいです。

──そんなお二人にとって『極悪女王』は生涯忘れられない作品になったのではないですか。
唐田:胸を張って「おもしろいものができた」と言えます。みんなが人生と命を全部ぶつけて挑んだ作品。一人ひとりがそういう気持ちでやったので、とにかく観てほしい。観たら分かる、と言いたいです。
剛力:そうそう、「観たら分かる」がもっともふさわしい言葉。この作品を観ると命を燃やす気持ちがきっと生まれるだろうし、あと、レスラーを応援するファンの人たちのキラキラした姿にも注目してもらいたい。なにかに打ち込むことの素晴らしさが伝わってきます。私自身もこの作品をきっかけにプロレスが好きになったので、プロレスを知らない人にも『極悪女王』を観てほしいです。

Netflixシリーズ『極悪女王』
Netflixにて世界独占配信中
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