仲野太賀、妻・寅子のキスシーンに「泣きながら笑ってた」

2024.9.6 17:30

『虎に翼』第40回より。寅子（伊藤沙莉）と娘の優未に笑いかける優三（仲野太賀）(C)NHK

(写真2枚)

法曹界を生きるヒロイン・寅子の山あり谷ありの人生を描く連続テレビ小説『虎に翼』（ＮＨＫ朝ドラ）。第１１５回の放送（９月６日）後、朝番組『あさイチ』の「プレミアムトーク」に、ヒロイン・寅子役の伊藤沙莉が登場。優三を演じた仲野太賀がＶＴＲで出演した。

１年に及ぶ撮影を終え、８月３１日にクランクアップを迎えた同作。番組冒頭では、伊藤が撮影現場で「明日から佐田寅子としていられないのがちょっと想像つかない」と、涙ながらに想いを語る様子も流れた。

番組内では、多くの視聴者が「印象的だったシーン」として挙げた、寅子の夫・優三が出征する際、夫婦で変顔をし合って別れるシーンが紹介された。

その直後には優三役を演じた仲野太賀がＶＴＲで出演し、「あの日だけは、まともでいられなかった。目を見て喋ってしまうと、思いが溢れてしまうような時間だったんで。そのあとにくる別れを思うと辛すぎて」と振りかえった。

さらに、一連のＶＴＲを見た伊藤が、「太賀さんじゃなきゃ、できなかったですよ、もう」と言葉に詰まり、涙ぐむ場面も。

■ 妻・寅子の恋に言及「一筋縄ではいかない感情」

また、作中では優三の死後から数年が経ち、寅子が赴任先の新潟で判事の航一（岡田将生）と恋をする。仲野はその展開を知った当時を振りかえり、「すごく複雑な気持ちで、忘れてほしくないけど忘れてほしい、みたいな一筋縄ではいかない感情になったんですけど･･･。航一さんが登場して、ヤバい！ヤバい！って」と赤裸々な思いを吐露。