大河「光る君へ」前回振り返り&第29回あらすじ・母として

『光る君へ』第29回より、家族で仲睦まじく過ごす宣孝(佐々木蔵之介)、賢子(永井花奈)、まひろ(吉高由里子)(C)NHK
女優・吉高由里子が主演を務め、平安時代に長編小説『源氏物語』を生み出した女流作家・紫式部(ドラマでの名前はまひろ)の生涯を描く大河ドラマ『光る君へ』(NHK)。「母として」と題する第29回(7月28日放送)では、家族で幸せなひとときを過ごすまひろにある事態が襲いかかる一方で、一条天皇の母であり、道長の姉である詮子が体調を崩してしまう。
■ 国家安寧のための一帝二后…前回のあらすじ
長保元年(999年)年の暮れ、まひろ(吉高由里子)は無事に娘を出産する。翌年2月、夫・藤原宣孝(佐々木蔵之介)は宇佐八幡宮への奉幣使の務めを終えて都に戻ると、まひろのもとを訪れる。そして誕生した娘に「賢子(かたこ)」と名付けると、約束通り我が娘として育て始める。

一方で左大臣の藤原道長(柄本佑)は、一条天皇(塩野瑛久)の中宮である定子(高畑充希)を皇后、そして入内した道長の娘・彰子(見上愛)を中宮とする「一帝二后」について、姉・詮子(吉田羊)に意見を求めていた。
賛同する詮子に道長は一条天皇宛てに進言の文を依頼し、その文は蔵人頭の藤原行成によって一条天皇に届けられる。届けられた文に一条天皇は困惑しながらも、「后を二人立てるなぞ、受け入れられるものではない!朕の后は定子ひとりである!」と怒りをあらわにする。
ある日、彰子の直廬を訪ねた一条天皇は、内裏に戻ると「己がなく父親の言いなりになっている彰子の姿は、母の言いなりで育った自分を見ているようで同情する」と行成に語る。そして、自分にとって最愛の女性は定子だけであるが、彰子を形のうえで后にしても良いかもしれないと話す。行成からの報告を大いに喜ぶ道長だったが、その直後に意識を失いかける。度重なる心労が道長の体調に影響を及ぼしていた。

だがその後、一条天皇は、愛する定子を傷つけるのは忍びなく、彰子を中宮とする決心がつかないと行成に告げる。意を決した行成は一条天皇を懸命に説得し、ついに天皇は彰子を中宮とする詔を下す。
そして、長保2年(1000年)の2月、彰子の立后の儀式が盛大におこなわれる。しかし、これまでの心労がたたった道長は、第二の妻・源明子(瀧内公美)のもとを訪ねた際に、意識を失って倒れてしまう。
道長が昏睡状態となったことは瞬く間に内裏に知れ渡り、宣孝を通じてまひろの耳にも道長が危篤であることが届く。その晩、道長を想うまひろは逝かないでほしいと願い続ける。
そして、病床の道長は夢のなかで「いかないで、戻ってきて」とまひろに呼び止められて意識を取り戻す。その後、無事に回復した道長は、妻・倫子(黒木華)と子どもたちが待つ土御門殿へと戻るのだった。

その年の暮れ、定子は一条天皇との三人目の子である姫皇子を出産すると、まもなく世を去ってしまう。そして、部屋の几帳には「よもすがら 契りしことを 忘れずは 恋ひむ涙の 色ぞゆかしき」と、自身の命の終わりを察していたかのような歌を詠んで残していた
定子の死を嘆く兄・伊周(三浦翔平)は、その悲しみの矛先を道長に向けて怒りをあらわにする。そして、最愛の定子を喪った一条天皇も憔悴するのだった・・・。
■第29回「母として」あらすじ
まひろの娘・賢子(永井花奈)は数えで三歳となり、子煩悩な宣孝にもすっかり懐いていた。家族で幸せなひとときを過ごした後に、国守を務める任地の山城に戻った宣孝だったが、その後に思わぬ事態がまひろたちを待ち受けていた。

まひろを案ずる道長は、まひろの父・為時(岸谷五朗)に自身の子の指南役を依頼する。越前国守の再任かなわず帰京し、官職を得られなかった為時一家の先行きを案じての配慮だったが、為時はこれを断ってしまう。
一方、土御門殿では、一条天皇の母である詮子の四十歳を祝う儀式が盛大に執り行われていた。しかし、詮子の身体は弱っており・・・。
◇
本作は、世界最古の女性による小説『源氏物語』の作者である紫式部が、秘めた情熱と想像力、そして生涯心を寄せる相手となる藤原道長への想いを原動力に、変わりゆく世を懸命に生き抜いていく愛の物語。
放送は、NHK総合で毎週日曜・夜8時から、NHKBSは夕方6時から、BSP4Kでは昼12時15分からスタート。
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