「京ばあむ」主役の新施設、自分で作る体験企画も今後予定

1階エントランスでは、施設シンボルの樹齢約200年・約8mのトチの木がお出迎え
京都銘菓「京ばあむ」の焼きたての甘い香りに囲まれる・・・。そんなうれしい体験や限定メニューが楽しめる施設「atelier 京ばあむ」(京都市南区)が11月11日、洛南エリアにオープンする。
■ 遊び心チラリ…バームクーヘンのような内装
「京都ならではの洋菓子」として2008年に発売され、京土産の定番となった「京ばあむ」。宇治抹茶と京都産豆乳の2色の生地が魅力のバームクーヘンだ。同施設はその新たな魅力発信の場として、バームクーヘンの丸型デザインが随所にあふれた遊び心光る3フロア構成で、ファミリー層などが「週末観光」で寄れる体験型スポットを目指すという。
1階は、迷路のような通路を進みながら土産探しが楽しめる「ショップ」。購入できる焼き菓子のなかには、「京ばあむ ほうじ茶味」(1512円)、また京ばあむの「あんこ別添え」や「チョコがけ」といった同施設限定品も。またフロア奥の工房では、「京ばあむロール」(1512円)といった生菓子など、新作スイーツを制作し販売もおこなう。

「学ぶ」がテーマの2階には、「京ばあむ」を作るなかで使用する調理器具類をミュージアムのように展示。なかでも見どころは、ガラス越しに製造過程を観察できる「工場見学」だ。「エイジング室」(熟成部屋)は、カットされる前の大きな焼きたてバームクーヘンを近くで見ることができ、一帯に甘い香りが漂う。
■ 今後はバームクーヘン作りなどの体験企画も
さらに3階には、開放的なテラスが広がるカフェがあり、当日の朝に焼き上げたミニサイズの「京ばあむ」などがいただける。既存商品に施されている抹茶チョココーティングのない「京ばあむプレート」(770円)は、素材本来のやさしい甘さにほっこりする。

製造販売をおこなう「美十」(本社:京都市南区)の酒井宏彰社長は、「新施設は購入してもらうだけでなく、見たり、味わったり、商品や素材を深掘りする場。お菓子作りなどを通して、お子さまがパティシエをめざしてくれたらうれしい」と抱負を語った。今後はバームクーヘン作りなど体験企画も実施予定という。
営業時間は、朝10時〜夕方6時(カフェは昼11時〜LO夕方5時30分)。近鉄京都線「十条駅」から徒歩約10分。
取材・文・写真/塩屋薫
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