【関西演劇祭】全国からの挑戦状、演劇祭に挑む実力派3劇団

『関西演劇祭2023』参加団体、演劇組織KIMYO
「関西発信でスターを発掘する!」をコンセプトとする小演劇の祭典『関西演劇祭』が11月11日より開催。今年参加する10団体のなかより、関西圏外から挑戦する3つの団体の魅力を、同演劇祭の劇団アドバイザー・藤原治基さんに訊いた。
同演劇祭は、フェスティバル・ディレクターの板尾創路をはじめ、映画監督やテレビの番組プロデューサーらが審査員として協力。これまで参加した役者や作家は、ドラマ・映画の出演や脚本を担当するなど活躍の場を広げており、関西演劇界のカンフル剤となっている。
「関西」と銘打っているものの毎回全国から多数の応募があり、これまでも東京や愛知などから参戦。関西勢としのぎを削っている。
■ 演劇組織KIMYO
【藤原コメント】
冒頭からラストまで、これぞエンタメと圧倒させてくれる役者のパワーと演出力は注目!
【劇団コメント】
名古屋で育ったKIMYOです。何かツメ跡残そうぜ!ってこの作品にしました。ド派⼿にやります!
【上演する演目】『ゴスン』
2018年に東京と名古屋で初演、そして2023年10⽉、名古屋で新たな演出を加えた再演版を上演しました。75分の作品ですが、今回は45分に削って削って上演です。たくさんハサミでチョキチョキした紙吹雪を、体感してください。
【主な実績】
2007年結成。高校生が気まぐれで結成した5人組ユニットから始まる。
2012年 劇王Ⅸ 決勝巴戦進出
2013年 佐藤佐吉賞 『スウィーティドム』優秀舞台美術賞
2015年 佐藤佐吉賞 『ユータラスボンボン』優秀主演男優賞・優秀音響賞
2016年 佐藤佐吉賞 『ハロウザディップ』優秀舞台美術賞・優秀宣伝美術賞
2018年 佐藤佐吉賞 『ゴスン』優秀作品賞・優秀主演女優賞・優秀衣装賞・優秀照明賞
■ PandA

【藤原コメント】
福岡から『関西演劇祭』初参戦。福岡在住芸人たちと福岡を代表する俳優たちが繰り出すリアルな群像劇に注目ください!
【劇団コメント】
福岡から初参戦させていただきます。福岡から全国へ羽ばたくべく、そして福岡エンタメ界を盛り上げるべく頑張ります!
【上演する演目】『EN_TRY』
私たちは平均年齢高めなチームだと思うのですが、自分たちの想いとリンクするものをストレートにお届けしたい!という想いでつくりました。そして、実際に当日会場で空間を共有して下さっているお客さまと繋がれたら・・・と思っております。
【主な出演者】
・黒瀬義明:『監督・ばんざい!』(監督:北野武)『20世紀少年(最終章)』(監督:堤幸彦)などに出演するPandA代表。
・福吉座(ショウきん、山田だびんち、ぬま水沼):福岡よしもと CONNECT 劇場で旗揚げ公演をした芝居ユニット。
・万能グローブガラパゴスダイナモス(椎木樹人):『2022年CoRich舞台芸術まつり!』で準グランプリの、福岡で注目劇団のひとつ。
■ バイク劇団バイク

【藤原コメント】
ピン芸人・バイク川崎バイクが脚本・演出を務める。芸風とは全く違う、人間模様を描いた芸人のリアルな人間模様を描いた繊細な作品。
【劇団コメント】
劇団と名乗るには、みなさんより経験などもおよびませんが。B 僕らなりの K これまでを B ぶつけさせてもらいます。ヒィア。
【上演する演目】『そこいらによくあるありふれた話』
元々ショートショートの小説としてこのお話を書きました。芸人のなかでも大変な割にスポットの当たりにくい「ピン芸人」」に少しでも光があたればなと。ピン芸人の話ですが、独りよがりな結末ではないので楽しんでほしいです。
【クリエイター・出演者】
バイク川崎バイク:作・演出。芸人の傍ら『世にも奇妙な物語』などの脚本を手掛けるほか、作家として小説も出版。マルチに活躍するプレイヤー。
大谷健太:R−1ぐらんぷり2020準優勝
ネルソンズ岸:人気急上昇中の芸人
こぴ:YouTubeなどで注目のシンガー
◇
各演目の上演時間は45分で、期間中に各劇団は3ステージずつ上演。各回ともに審査員に観客を交えたティーチイン(討論会)が実施される。
『関西演劇祭2023』は11月11日〜19日に、「COOL JAPAN PARK OSAKA SSホール」(大阪市中央区)にて開催。チケットは一般4000円、学生3000円(当日は各500円増)ほか。
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