実はうさぎと縁が深い大阪・住吉大社、撫でて無病息災を祈願

卯年の2011年に奉納された「第四本宮」前の「住吉神兎(すみよしうさぎ)」
初詣で毎年多くの参拝者が訪れる大阪の「住吉大社」(大阪市住吉区)。実は2023年の干支・卯(うさぎ)に縁のある神社としても知られている。
全国に約2300社ある「住吉神社」の総本社で、古代の建築様式「住吉造」の四本殿が国宝に指定されている同社。鎮座が211年・辛卯(かのとう)年の卯月卯日である縁から「うさぎ」が神使とされ、境内には「卯の日」の名が残る参道もあるという。
正面参道の「反橋(そりはし)」を渡った左手にある「手水舎」には、うさぎの手水口が鎮座。さらに、「第四本宮」前にある「住吉神兎(すみよしうさぎ)」石像は、卯年の2011年に奉納された人気スポットで、無病息災を祈願し、腰や頭など気になるところを撫でる「撫でうさぎ」として親しまれている。
■ 御朱印帳やお守りも「うさぎ」尽くし
授与品もうさぎにちなんだものが多く、「御朱印帳」(1500円)は同社を象徴する「反橋」「松」の前で軽やかに跳ねるうさぎの姿が目を引く。お守りでは従来の「うさぎ水引守」などに加え、12月から授与が始まったマスコット型「住っこうさぎ」(各1000円)が早くも人気だとか。

毎年干支のデザインを楽しみにする人が多い正月限定授与品では、財布などに入れやすい「カード型干支守」(1000円)、縁起物の首振りや破魔矢(はまや)をくわえた置物「干支張子」(各1500円)などが授与され、いずれもなくなり次第終了となる。
混雑緩和のために同社では、12月1日から翌年3月末までを初詣として推奨。権禰宜の星野克輔さんは、「新年前から新しい御札やお守を用意していますので、年末年始以外でも余裕をもった『ゆったりもうで』でよい年をお迎えいただければ」と呼びかける。
通常の参拝時間は朝6時30分~夕方5時。12月31日は夜10時からも開門し、2023年1月1日の夜7時に閉門。2日~5日は朝6時~夕方6時まで開門。詳細は公式サイトにて。
取材・文・写真/塩屋薫
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