謎のトレンド入りを経て、志摩スペイン村に新アンバサダー誕生

2022.12.28 07:00

三重県のテーマパーク「志摩スペイン村」（三重県志摩市）

(写真4枚)

２０２２年の５月、三重県にあるテーマパーク「志摩スペイン村」が深夜未明にトレンド入りするという、めでたくも、謎めいた出来事が起こった。そのきっかけというのは、バーチャルライバー・周央サンゴが『ＹｏｕＴｕｂｅ』内で語っていた同パークの「熱い愛」だったのだが･･･そんな珍事件から約７カ月、同パークからとある発表がおこなわれた。

なんと、そのトレンド入りへと導いた周央サンゴ（通称：ンゴちゃん）が同パークにバーチャルアンバサダーに就任。２０２３年２月より、パーク内と「ホテル志摩スペイン村」でコラボイベントがおこなわれることとなったのだ。

■ 「交通の便が圧倒的に足りていない･･･」

そもそも動画を知らない、という人のために周央サンゴが投稿した例の動画を軽くおさらいしたい。まず、「交通の便が圧倒的に足りていない･･･」と切り込み、「本当に人がいないです！」などと多少の毒を吐きながらも、「ピレネー」をはじめとする絶叫アトラクションを満喫。レストランやショップで食事や買い物をしっかりと楽しみ、パーク内で販売されているチュロスに関しては「世界一うまい」とも言った。

一見ただの紹介動画に思えるが、「基本的には人がいない」という部分に共鳴した人は多かったようで、それをきっかけに人々がパークを懐かしんだり、再解釈して「ええやん」と、お褒めのコメントが続出し、ツイッターでのトレンド入りを果たしたのだ。

テーマパーク「志摩スペイン村」（三重県伊勢市）とバーチャルライバー・周央サンゴのコラボ企画

■ 「世界一うまい」と言われたチュロスも販売

今回のコラボイベントでは、そんな動画内で周央サンゴが熱く語っていた「ゆかりの地」をめぐる『周央サンゴのわくわくスタンプラリーｉｎ志摩スペイン村』（「世界１うまい！」と言われたチュロスの引き換え券付き／１冊１５００円）や、パーク内のレストランやカフェで振る舞われる「周央サンゴのｔａｓｔｙチュロサンデー」（８００円）や「サンゴちゃんラテ」（７００円）といったコラボメニューなどがスタンバイ。

「周央サンゴの tasty チュロサンデー」（800 円／レストラン「アミーゴ」にて）

ほかにも企画が盛りだくさんなため、詳細は公式サイトを覗いてみてほしい。この一大コラボ企画を受け、当の本人はツイッターで「志摩スペイン村および近鉄様と正式にコラボします！ンゴは幸せ者です画像（※ツイートに添付）は熱意ありすぎの村が最初に打ち出してくださって没案ポスター。この熱意を見て！現地に来て！感じて！」と、テンション高めのコメントを発表している。