ブランドショッパーに「重ため前髪」、トレンド予測が興味深い

2022.12.27 20:45

『トレンド予測2023』(SHIBUYA109 lab.調べ)

(写真4枚)

2022年も終わりに差し掛かかり、今年を締めくくる「漢字」やその年に活躍した「話題の人」が発表されるなか、2023年に向けた『トレンド予測』(SHIBUYA109 lab.調べ)が登場。「透明カフェ」や「白湯メイク」といったニューワードに肩を並べ「ブランドショッパー」といったちょいと懐かしいフレーズも見受けられた。2023年、一体何が流行るの?

■ 2022年は「カヌレ」や「SHEIN購入品」

2022年を振りかえると、「カヌレ」や「ギャルピース」、また大手ショッピングサイト「SHEIN」の購入品といったトレンドが各メディアからあげられるなか、2023年の流行を調査するべく、15歳〜24歳の「Z世代」372人を対象に実施された同企画。

「カフェ・グルメ」「モノ・こと」「ファッション・コスメ」「アーティスト」の全4部門に分かれており、各部門の総評としては、カフェ・グルメ部門「夜の時間の過ごし方とヨーロッパの世界観」、モノ・こと部門「自由な個性をインストールしたい」、ファッション・コスメ部門「注目ワードは『儚い・青い・とうめい』」、アーティスト部門「新人からベテランまで、時代を超えて共存」という予想になった。

■ メイクは「白湯」「くらげ」が来るらしい

トレンド予測に「儚い」や「個性をインストール」といったワードが出てくるとは、トレンドの複雑化も伺えるが・・・読み解くとかなり面白く、カフェ・グルメ部門でいうと「透明カフェ」や「イギリス風カフェ」といった言葉がランクイン。アフタヌーンティーを楽しむ「ヌン活」が盛んだった2022年をふまえてか、それを気軽に味わえるカフェが広がることが予想されている。

『トレンド予測2023』の「カフェ・グルメ部門」

注目ワードは「儚い・青い・とうめい」というファッション・コスメ部門には、「白湯メイク」や「くらげメイク」といった、字面を見るだけでも「儚そう」な化粧がランクイン。「白湯」は中国での自然派メイクから派生したもので、「くらげ」は青いシャドウやパール感のあるハイライトで「透明感」を演出するんだとか。

こういった新たな文化を取り入れつつも、やはり時代は回るもの。ファッション・コスメ部門には数年前に流行していた「重ため前髪」(つい最近まではシースルー前髪がトレンド)や、かつてのギャルの「通学サブバッグ」とも言われていた「ブランドショッパー」が再熱するという予想になった。

『トレンド予測2023』の「ファション・コスメ部門」
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