INI佐野雄大、デビュー1年で切り替わった瞬間「体が震えて」

11人組グローバルボーイズグループ・INIで癒やし担当の佐野雄大
──この1年で、さまざまな番組やINI Official YouTubeなどで、ボケたりツッコんだり、叫んだり・・・MINIのみなさんは佐野さんのいろんな面を見たと思います。当初の癒やし担当って・・・。
やめてないです、やめてる風に見えてたらすみません(笑)。でもそうですね、今言われて気づきました。確かにデビュー当時の方が癒やし系だったのかも。この1年で思ったのが、最初の方は周りに言われるのが結構可愛い系のイメージが多くて。自分としては可愛いって言ってもらえるのはすごくうれしいんですけど、かっこいいって言われるのもすごくうれしくて。
それで、その振り幅みたいなものが自分の武器がなのかなということに気づいたんです。それで、大人っぽさだったり、どんどん新しい一面をだんだん出していけたらなと思いながら、今年1年いろいろなことやってきました。振り幅に着眼して過ごしてたので、可愛い&癒やしの感じは、確かに結構割合が減ってたのかもしれません(笑)。あと、昔よりも素の部分が出てきてるのかも。

──佐野さんがのびのびとできる周りの環境もありますよね。あの、一応関西の媒体なので「なにプリ(浪速のプリンス:尾崎匠海、後藤威尊、佐野雄大の3人を指す。オーディション時のチーム分け)のことを聞いておきたいのですが・・・。
もちろんです! なにプリは良い意味で本当に関係性は変わってなくて、すごく良いです。でも今年、1個大事件が起きまして。デビューしたとき、「めちゃくちゃきつい日があるかもしれんけど、しんどいときはこれ見て頑張ろう」って匠海と威尊と一緒に韓国で買った、この「なにプリリング」があるんですけど、2人とも失くしやがりました。
──ええ!
最初に威尊が失くして、「失くしたんじゃないねん。ベッドの下にあるだけやから、ちょっと重くて運べんだけやから」って言ってて。ガチで探すわってなってベッドを動かしたんですけど、1ミリもなくて!(笑)。そしたらその数カ月後に匠海も失くして、「ごめん、雄大やらかしたわ」って。もう持ってんの俺しかいなくて!
──大事件ですね・・・。
はい、大事件です。関係性にひびが入りましたね。匠海と威尊は、新しいのを買いに行きたくてしゃあなくて「僕にはよ失くしてくれ」ってずっと言ってます(笑)。一旦リセットするために。でも僕は絶対に失くさないですけどね。
でも来年また新たな年になるから、新しいのを買いに行こうかと話しています。2人とも持っていないと悲しいし。多分、来年は買いに行くと思います!
■ 1ST ALBUM、新たな自分を自覚した曲は?
──MINIのみなさんもひと安心ですね! では12月14日に発売される1ST ALBUM『Awakening(アウェイクニング)』の話をうかがいたいのですが。コンセプトが「新たな自分を自覚した瞬間、輝く」とのことですが、佐野さんが新たな自分を自覚した楽曲はどれですか?
『Dramatic』ですね。この曲は本当に今までINIにない曲調で。メロディも癖になるし、メロディに沿って緩急をすごく意識した振付になっていて、聴覚的にも視覚的にも本当にずっとおもしろい曲なんです。
それに、この曲のパフォーマンスをするとき、本当に自分のなかでもすごく体が高揚して「楽しい!」ってなるんですよ。『Dramatic』はハイ状態になって本当に気持ち良い疲れで、いつもと違う感覚になれる。INIに新しい魅力をもたらしてくれる楽曲かなと思います。
──「難しい」より「楽しい」が超えてくるんですね。
今までに踊ったことのないジャンルで、めちゃくちゃ難しい。でも新しいことが僕もみんなも好きなので、楽しんでパフォーマンスできています。
──そして今回、『SPECTRA』はメンバーの西さんが、『Runaway』は田島さんが作詞に参加しているんですね。
そうなんです。『Runaway』は心の重荷がスッと落ちるような楽曲で。毎日忙しかったり日々疲れを感じてる方に、ぜひ聞いてほしい曲です。『SPECTRA』はMVの伸びがこれまでにないくらい早くて、驚きました。
──『Rocketeer』『CALL 119』などこれまでのMVのモチーフが登場していたり、第1章の集大成という感じで、見れば見るほど面白かったです。
1人1人のカットを丁寧に撮ってくださって、全員の顔をしっかりと観ることができるMVなのかなって。全員本当にかっこよかったなって、自分たちで観ても思いました。
──注目してほしいシーンなどはありますか。
僕と匠海がバイクに乗るシーンがあるんですけど、2人ともバイクに乗ったことなくて。「バイクの上でフリースタイルしてください」って言われて、「バイクでかっこつけんのめっちゃ難しくない?」「バイクで風感じたことないし」とか、匠海と難しかったなって話しました(笑)。

■ いろんな人にINIという存在を知ってもらいたい
──そんなアルバムを携えて、INI初のアリーナツアー『2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR[BREAK THE CODE]』が、東京・大阪・愛知・福岡で開催されます。大阪凱旋ということで、やっぱりうれしいですか?
めちゃくちゃうれしいです! デビューしたときに「今後何したいですか」って聞かれて、「いつか地元の大阪でライブして、大きい声でただいまって言いたいです」と話していたので、こんなにも早く実現できることが本当にうれしいですし、感謝でいっぱいですね。
──しかも「大阪城ホール」です。
そうなんですよね。自分が学生時代に好きなアーティストさんのライブで行ってた場所に、今度はパフォーマンスする側として立てることがすごく感慨深いです。
しっかりとパフォーマンスを見せて、INIってこういうグループですというのを伝えられるライブにしたいです。そして「次のライブも楽しみだな」と思ってもらえるように頑張ります。
──では最後に、デビュー2年目からの目標を教えてください。
この1年、本当にいろんな場所に行かせていただいて、すごく良い経験をさせていただきました。来年はこの勢いを加速し続けられるように、INI全体として頑張っていけたらなと思うし、よりいろんな方々にINIという存在を知ってもらえたらなと思っています。
僕自身もいろんな面がある方が、MINIのみなさんも見てて絶対楽しいと思いますので、かっこいい面やかわいい面、癒やしの面などの振り幅をもっと突き詰めていけたらと思います!
◇
1ST ALBUM『Awakening』は12月14日発売。アリーナツアーは12月17日の愛知公演を皮切りに4都市・13公演開催される。
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