INI佐野雄大、デビュー1年で切り替わった瞬間「体が震えて」

11人組グローバルボーイズグループ・INIで癒やし担当の佐野雄大
2021年、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生した11人組グローバルボーイズグループ・INI(アイエヌアイ)。その年の11月3日にDEBUT SINGLE『A』でデビューを果たし、3作連続初週売上50万枚を記録するなど、この1年、破竹の勢いで活躍してきた。
今回、大阪出身のメンバー・佐野雄大(さの ゆうだい)が来阪。デビューから1年で変化したこと、そして12月14日にリリースされた1ST ALBUM『Awakening』や初のアリーナツアーについて話を訊いた。
取材・文/Lmaga.jp編集部 写真/Ayami
■ 自信を持つことの大切さを学んだ1年だった
──ちょうど1年前に大阪でインタビューさせていただきまして、あれから怒涛の日々だったと思うのですが。佐野さんはこの1年を振りかえってどうですか? 早かったか、意外と長かったとか・・・。
本当に滝のように早かったです! 気づいたら「もう月が変わっちゃうのか」と驚くことばかりで。でもこんな感じでどんどん過ぎていくんだろうなと最初の頃に思ったので、それからは1日1日をすごく大切に過ごす意識をしていました。なので、すごく濃い1年になりました。
──佐野さんは、オーディションのときから歌もダンスも未経験で、これまで想像できないくらいの相当な努力をしてきたんだろうなと思います。自分自身、1年で変わったなと思うことはありますか。
そうですね、僕はこの1年で「自信を持ってパフォーマンス」することの大切さを学びました。今だから言えるんですが、当時は口では「ステージに立つのがすごく楽しくなってきた」とか言っていたんですけど、正直不安がすごかったんです。
僕はものすごく緊張しいなので、不安に勝てず、なかなか「ステージを楽しむ」ということができなかった。でも今は本当に心からステージを楽しめるようになったので、そこが本当に1年前との大きな違いかなと思いますね。
──ではデビューしてすぐにおこなわれた「ぴあアリーナMM」(2021年11月13日・14日)での『INI 1ST FAN MEETING』のときも、結構緊張していたんですか?
かなり緊張していました。ペンライトの海は本当に忘れられない光景ですし、今でも鮮明に覚えています。でもいざ自分のパフォーマンスが始まると、やっぱり余裕がなくなっていて。みなさんを見ているようで、ちゃんと見ることができていなかったのかもしれないですね。今はMINIのみなさんをしっかりと見ることができるし、良い景色だなと感じられるようになりました。
──佐野さんのなかで、意識が変わったきっかけは何かあったんですか?
夏に『KCON 2022 LA』(INIにとって初の海外有観客ライブ)に出演させていただいたんですけど、これまでの比にならないくらい緊張したんです。INIを知らない方がたくさんいるなかで、しかも360度にお客さんがいるステージも初めてだったので、すごく緊張して体も震えてしまって。
でもそのときに、「ここで負けたら、多分もう自分はこれからステージが怖くなっちゃうだろうな」とふと思って、絶対に自分に負けたくないと。それで「今日は世界で1番自分がかっこいい」って自信を持ってパフォーマンスすることにしたんです。それで、ステージを終えてモニターで自分のパフォーマンスを見たときに、「あ、 今日の自分、なんかかっこいいやん」って思えて。
──そうなんですね。
僕、自分のことをかっこよかったって普段はあまり思えないんです。周りの人たちに「かっこよかった」って言ってもらえても、自分では「もっとできたな」って思ってしまう。でもその日は、本当に自分でも「今日は認めてあげてもいいのかな」って思えるぐらいかっこよくて、その理由はおそらく自信を持ってパフォーマンスしたからだったので。劣等感を感じていましたが、少しですけど追いつけたのかなと感じました。
それから、世界一自分がかっこいいと思ってパフォーマンスすることが、すごく大切なことなのかなと気づいて。自信を持つことで変わって見えるのかなと改めて実感したので、それがきっかけですね。
──なるほど、すごく決定的な瞬間だったんですね。極限に行ったときに何かに気づくものなんですね。
はい、僕の場合そうでした。
──ではそれからは毎回ステージやミュージックビデオ撮影のときも、「1番かっこいい」と自信を持ちながら。
思っています。自信を持ってます。
──先日公開されたアルバムのタイトル曲『SPECTRA』のMVで、佐野さんの表情が今まで見たことのないような表情だったので驚きました。強さとクールさみたいなものを感じて。その現れだったんですね。
ありがとうございます! そうですね。どうやったら顔を覚えてもらえるかなとか、どうやったら観ている人を引き込められるんだろう?と考えたときに、少しでも印象に残ってもらえるよう、僕は「目力」で魅了できたらいいなと思ったんです。
一瞬のカットですけど、そこで「雄大が映った」ってみなさんの頭に焼きつけれたらなという思いで、訴えるかのように撮影させていただきました(笑)。

──では自分自身がそう変わった1年で、グループの雰囲気は何か変化はありましたか?
良い意味で、お互いに言い合える環境になったというか。 「めっちゃ今日かっこいいな」「最高やった」とかそういう会話も以前より増えましたし、逆に「ここ良くないよ」「こうした方がいいんじゃない?」とか、前までだったら言いにくかったようなこととかも、その人のために言えるようになって。
自分でやっぱり気づかないこととかもありますし。僕も言われて「こういうとこが自分あるんだ」と驚いたりしたので、言葉にするってすごく大切だなと。そういうの積み重ねが、グループの形をどんどんいい方向に持っていけてるのかなと思います。
──佐野さんがメンバーに言われて、気づいたことはあったんですか?
僕、集中すると、よく口が「お」の形になってるらしいんですよ。自分はめちゃくちゃ集中してるつもりなんですけど、周りに「めっちゃアホ面」って言われて(笑)。気をつけようと思いました。
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