滋賀県で初夏の花々が見頃に、6月必訪の花の名所・5選

2022.6.4 10:15

館山を越えた谷間の「平池」(高島市)に咲くカキツバタ。水面に写る花の姿を収めるべく、早朝からカメラを片手に訪れる人も

(写真5枚)

日本最大の湖 琵琶湖をはじめ、自然豊かな滋賀県では、初夏の花々が各所で見頃を迎えようとしている。

琵琶湖の東西南北に花の名所が点在する滋賀県。6月は、アジサイやラベンダーの他、ハナショウブやカキツバタが美しく咲き乱れる。歴史ある街並みとのコラボレーションや、広大な敷地で眺める季節の花々は滋賀県でしか見られない絶景だ。

1200㎡の広大な「しょうぶ園」を有する「庄堺公園」(彦根市)は、約28種類、2000本余りのハナショウブが植栽される。既に色とりどりの花が咲き始めており、6月中旬に見頃を迎えそうだ。

箱館山の谷間にある「平池」(高島市)では、約1万本のカキツバタが群生する。濃い紫色の花が水面にリフレクションした風景は美しく、早朝にしばしば見られる霧がかかった姿も幻想的。例年5月下旬から咲き始め、6月上旬に満開になるという。

中世ドイツの農村をイメージした体験型農業公園の「滋賀農業公園ブルーメの丘」(蒲生郡)では、5月中旬から6月中旬にかけて約80種、300株のバラが花を咲かせる

「八幡堀」(近江八幡市)の遊歩道沿いにもキショウブやカキツバタが、「English Garden ローザンベリー多和田」(米原市)や「滋賀農業公園ブルーメの丘」(蒲生郡)ではこれから遅咲きのバラが花を咲かせる。雨に濡れていつもより鮮やかに見える花々の鑑賞は、春のお花見と違った趣が感じられそうだ。

取材・文/宮口佑香

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