封切から1年以上、映画『ひとくず』超ロングランを達成

映画『ひとくず』で監督・主演をつとめた上西雄大監督
映画館「シアターセブン」(大阪市淀川区)で、異例の上映1周年を迎えた映画『ひとくず』。同作について、監督・主演をつとめた関西を拠点に活動する俳優・上西雄大に話を訊いた。
取材・文/田辺ユウキ
同作は児童虐待を題材にした人情物語。2020年10月16日に同館で封切られると、社会問題への真摯な眼差しや温かみあふれる内容が話題となり、「おいくず」と呼ばれるリピーターの鑑賞者も続出するなど、連日大盛況となった。
さらに上西監督や出演者は、上映の時間帯を問わず毎日のように同劇場で舞台挨拶を実施。他県での上映の際は現地へ駆けつけて壇上に立ったあと、別室などからリモートで「シアターセブン」での舞台挨拶をおこなっていた。
そういった熱意が伝わり、自主制作映画でありながら全国で2万5千人以上を動員。上西監督は、「シアターセブンで1年も上映されるなんて奇跡のようなもの」と驚きを隠せない。ただ、これまでの上映期間中は常に新型コロナの感染拡大の影響があったそうで、「普通の状況なら『ひとくず』はもっと羽ばたいていたはず。ずっとコロナと闘ってきました。雨のなかを全力でここまで走ってきた感覚です」と振りかえる。

『ひとくず』の大ヒット以降、上西監督は赤井英和主演『ねばぎば 新世界』、前後編の大作『西成ゴローの四億円』を立て続けに制作・公開。京都国際映画祭では「上西雄大監督特集」も組まれたほどだ。取り巻く環境が変化したように思えるが、上西監督は「いえいえ。街を歩いていても声をかけられることはないですし、サインもねだられませんから。まだまだです」と苦笑い。
さらに、「自分が生きている間はずっと『ひとくず』を上映したい」と壮大な夢を語った上西監督。「もっと多くの人に届けたい。『ひとくず』の旅はまだまだ終わっていません」とさらなるロングランへ意欲を燃やす。 同作は今後、再編集した「ディレクターズカット版」の上映へと切り替わる予定。そしてこの「ディレクターズカット版」を応援するため、有志が中心となって、宣伝費用を集めるクラウドファンディングも立ち上げられた。
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