上方落語界の重鎮・笑福亭仁鶴さんが逝去、満84歳
2021.8.20 17:55

落語家・笑福亭仁鶴さん(2016年8月撮影、なんばグランド花月にて)
(写真1枚)
吉本興業は8月20日、長きにわたって上方落語界の発展に尽力した落語家・笑福亭仁鶴さんが、骨髄異形成症候群のため、大阪府内の自宅で8月17日に亡くなったと発表。満84歳だった。
1937年生まれの仁鶴さんは、1962年に6代目笑福亭松鶴に弟子入りし、翌年には3代目林家染丸師匠からの紹介で吉本興業に所属。以降、劇場で高座に上がりながら、テレビにラジオ、舞台と縦横無尽に活躍した。
深夜ラジオ番組『オーサカ・オールナイト夜明けまでご一緒に』(ラジオ大阪)、『ABCヤングリクエスト』(朝日放送ラジオ)で現代のラジオ番組の原型を作り上げたほか、「どんなんかな~」「うれしかるかる」といったギャグが若者から絶大な人気を獲得。現在の吉本興業所属のタレントがテレビやラジオで活躍できる土壌を作り上げ、「吉本中興の祖」と言われた。
また、1969年にはバラエティ番組『ヤングおー!おー!』(毎日放送)の初代司会者に桂三枝(現・6代目桂文枝)とともに抜擢され、この番組で全国区の人気を獲得。「視聴率を5%上げる男」と称されたほか、明石家さんまブレイクのきっかけを作るなど、若手芸人と登龍門的番組に育て上げた功労者でもあった。
1985年には、「四角い仁鶴がまぁーるくおさめまっせ~」のセリフで有名な法律バラエティ番組『バラエティー生活笑百科』(NHK大阪)がスタート。30年以上にわたって司会をつとめ、関西のお茶の間に親しまれる人気番組を作り上げた。
仁鶴さんが特別顧問をつとめる吉本興業によると、すでに近親者、関係者で葬儀は滞りなく執りおこなわれ、現在のところお別れの会は予定されていないという。
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