京都初の賃貸物件「ソーシャルアパートメント」開業、他府県から人気

ラウンジは落ち着きのある空間。キッチンカウンターにバルミューダのトースターやデロンギのエスプレッソマシーン、ルクルーゼの鍋を揃えるなど、高級な料理道具にもこだわっている
不動産業の「グローバルエージェンツ」(東京都渋谷区)が、京都初となるソーシャルアパートメント型の賃貸物件「NEIGHBORS 京都⼆条城」(京都市上京区)を6月26日オープンする。
「ソーシャルアパートメント」とは、住人同士の交流を促す空間がセットになっており、キッチンや大型テレビを備えた「ラウンジ」、「ワーキングラウンジ」などの共用スペースを設けているのが特徴。同社では、2005年より同様の賃貸業を展開し、京都で49棟目となる。
同じような業態に「シェアハウス」があるが「全くの別物」と広報担当の吉田さんは話す。「シェアハウスにも共有スペースはありますが、帰宅や外出時の導線上に配置されることが多かったため、1人になりたい時でもほかの住人との接触が生まれてしまっていました。一方ソーシャルアパートメントでは、共用空間へ『寄り道感覚』で入室できるように設計しているので、お互いにつかず離れずの心地良い距離感が生まれます」と説明する。
これまでの施設でも、全国各地から年齢も職業も異なる人々が入居しており、「さまざまなストーリーを持ったお客さま同士が、住処を介して新たな出合いを生みだしています。その結果、過去には『入居して視野が広がった』と起業する人や転職を決める人、入居者同士で結婚するケースもありました」という。
今回の京都はこれまでの物件のなかでも人気が高く、約2カ月前の募集で全54戸が満室に。入居者には、フルリモートワークをきっかけに東京から引っ越してくるサラリーマンや、「京都で仕事をしたい」と北海道や熊本、沖縄などから集まるフリーランスもいるそう。
賃料が3万9000円~4万7000円(2年プラン適用時。管理費、水道光熱費別)と、一般的な賃貸よりも比較的リーズナブルな価格帯に加えて、「手頃な賃料で『一度は京都に行きたい、住んでみたい』と考える入居者が多いようです」と吉田さんは分析する。今後の空き室情報は公式サイトで告知。
取材・文・写真/中河桃子
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