名物駅弁・ひっぱりだこ飯、要望に応えて「蓋」だけ発売へ
2021.1.19 07:15

単体で販売されることなった、陶器製「ひっぱりだこの蓋」(440円)
(写真6枚)
老舗弁当屋「淡路屋」(神戸市東灘区)の名物駅弁「ひっぱりだこ飯」。その器に合わせた蓋が、お客からの要望に応えて1月20日から販売されることとなった。
1998年に発売された「JR西明石駅」(兵庫県明石市)の「ひっぱりだこ飯」は、明石蛸や穴子、季節の野菜を、蛸漁に使用する蛸壺風の陶器に盛り付けた看板商品。陶器を保存していた購入者から「蓋が欲しい」との要望があり、2019年には蓋付きの弁当を数量限定で販売したところ、「蓋だけが欲しい」との声が多数寄せられたという。
試行錯誤を繰りかえして完成した「ひっぱりだこの蓋」は、壺に合わせた陶器製。タコの頭をつまんで持ち上げるデザインで、過去に販売されたほぼすべての「ひっぱりだこ飯」容器の口径に合うよう工夫されている。
創業は明治36年、これまでも同弁当をモチーフにしたコーヒーカップやコロナ禍での飛沫感染予防シールド付きの弁当箱など、話題商品を手がけてきた同社。本来は4月10日の「駅弁の日」に記念商品として発売予定だったが、2度目の緊急事態宣言での駅利用者の減少を受け、「駅弁文化の話題作りになり、業界の支えになれば」と、発売を前倒しすることにしたという。

SNSでは、「壺と合わせて漬物入れに使えますね」「壺の用途が増えるのは素直に嬉しい」など喜びの声や、現在発売中の「ハローキティ版ひっぱりだこ飯」に対し、「それぞれの壺に合わせたモチーフのも出たらうれしい」といった要望も寄せられている。
価格は440円で、「淡路屋」の各店舗ほか、公式オンラインストアで販売される。
文/塩屋薫
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