江戸時代の絵画史が一変!? 奇才の画家ら、集結の展覧会

葛飾北斎《東町祭屋台天井絵 龍図》小布施町東町自治会蔵(北斎館寄託) 展示期間:全会期
江戸時代の絵画史に一石を投じる展覧会が9月12日から開催されている。「あべのハルカス美術館」(大阪市阿倍野区)の『奇才-江戸絵画の冒険者たち-』だ。
本展は、江戸時代の絵画を従来の定説ではなく「奇」の系譜から読み直す。いや、「奇」の追求こそ江戸絵画の主流だったのではないかと考えたもの。
かつて江戸時代の絵画は流派ごとに語るのが普通で、各流派の様式からはみ出した者は異端とされてきた。しかし1960年代末頃から異端の画家たちを「奇想の系譜」として見直す動きが出てきた。
彼らの斬新で自由な発想、既成概念を打ち破る表現を積極的に評価するようになったのだ。また1970年代から全国各地に美術館・博物館が新設されると、郷土に埋もれた個性的な画家たちが次々に発掘され、現在に至っている。

本展では、京都・大坂・江戸の三都はもちろん、諸国で活躍した奇才も含めた35作家が集結。たとえば、国際的に評価の高い作家として、伊藤若冲、長澤蘆雪、曽我蕭白、歌川国芳がおり、三都以外の作家では、松前(北海道)の蠣崎波響、長崎で生まれ鳥取で活躍した片山楊谷などがいる。
また、従来の説ではメインストリームの作家である俵屋宗達、尾形光琳、円山応挙を、あえて「奇」の作家として再解釈しているのも斬新だ。彼らの研究がさらに進めば、江戸時代の絵画史は塗り替えられるかもしれない。その意味で本展にかかる期待は大きい。期間は11月8日まで、料金は一般1400円。
文/小吹隆文(美術ライター)
『奇才-江戸絵画の冒険者たち-』
期間:2020年9月12日(土)~11月8日(日)※9/28、10/12・26休館、会期中に展示替えあり
時間:10:00~20:00(月土日祝は~18:00)※入館は閉館30分前まで
会場:あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16F)
料金:一般1400円、大高生1000円、中小生500円
電話:06-4399-9050
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
「温泉の聖地」和歌山で、マニアがお勧めする秘湯とは?[PR]
NEW 2026.3.20 07:30 -
かまぼこの進化形おつまみ「つまかま!」誕生に注目[PR]
2026.3.19 17:00 -
大阪アフタヌーンティー2026年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2026.3.19 10:00 -
華やかスイーツ!大阪のいちごビュッフェまとめ・2026年版
2026.3.18 14:00 -
大阪スイーツビュッフェ・リスト2026年版、ホテルで食べ放題
2026.3.18 11:30 -
奥深すぎる「茶だんご」の世界 宇治に10店舗以上[PR]
2026.3.17 17:00 -
大河ドラマ『豊臣兄弟!』解説コラムまとめ【毎週更新】
2026.3.17 10:00 -
華やかスイーツ!京都のいちごビュッフェまとめ・2026年版
2026.3.17 10:00 -
「息子の横で泣いた」パパ芸人×ドラえもん新作映画[PR]
2026.3.13 20:00 -
大阪・関西ランチビュッフェ2026年版、ホテルの食べ放題を満喫
2026.3.13 11:00 -
各界隈「応援あるある」調査…関西のとあるチームは?[PR]
2026.3.10 18:30 -
大学生に聞いてみた、121年目の『仁丹』のこと[PR]
2026.3.9 09:00 -
隠し味は、関西人おなじみのアレ!?大阪カカオ[PR]
2026.3.6 17:00 -
不要の○○が500円券に!?梅田でお得イベント[PR]
2026.3.4 20:00 -
梅田で飲む・食う・遊ぶ 雑誌ミーツが完全攻略![PR]
2026.3.4 10:00 -
飲み放題付き5000円以内!梅田で歓送迎会[PR]
2026.3.2 07:30 -
グラングリーン大阪で夜ごはんシーン別おすすめ12店[PR]
2026.2.28 10:00 -
よくその企画通ったな!?リゾナーレトマム、攻めすぎ[PR]
2026.2.28 09:00 -
ここがスゴいよ日本人…レンタルファミリーに驚き[PR]
2026.2.27 08:00 -
知らんかった…宮崎県の魅力を関西人が勝手に討論![PR]
2026.2.23 20:00 -
Osaka Pointでおいしくたのしく大阪めぐり[PR]
2026.2.20 10:00


トップ
おすすめ情報投稿
Lmaga.jpとは
ニュース
まとめ
コラム
ボイス
占い
プレゼント
エリア








人気記事ランキング




写真ランキング




ピックアップ






エルマガジン社の本

