仮面ライダー俳優の赤楚衛二「スーパーヒーロータイムみたい」

2013年、サマンサタバサのメンズモデルオーディションにおいてグランプリを受賞して注目を集めた
6月16日から放送されている横溝正史原作のミステリードラマ『探偵・由利麟太郎』(カンテレ・フジテレビ系)。
主演の吉川晃司は『仮面ライダーW』で鳴海荘吉/仮面ライダースカルを、助手を務める志尊淳は、『烈車戦隊トッキュウジャー』のライト/トッキュウ1号を演じていたことから、特撮ヒーロー好きや、子どもと一緒に番組を見ていたママ世代からも注目を集めているという。
そして23日放送の第2話には、『仮面ライダービルド』に出演していた赤楚衛二が登場。今回の撮影現場の様子や『仮面ライダービルド』で出会った仲間について話を訊いた。
──偶然なのかもしれませんが、仮面ライダーや戦隊好きにはたまらないキャスティングですね。SNSでも話題になっていました。
仮面ライダースカルとトッキュウ1号がバディを組んで、第1話のゲストには『騎士竜戦隊リュウソウジャー』でナダを演じた長田成哉さん、第2話に『仮面ライダービルド』で万丈龍我/仮面ライダークローズをやっていた僕が出演させていただくって、本当に日曜朝のスーパーヒーロータイムみたいですね。志尊くんと共演するのは5年ぶりで2回目になるのですが、当時よりすごく魅力的になっていました。
──特撮ヒーロー出身の方はもちろん、今、魅力的な20代の若手俳優がどんどん世に出てきている気がします。
みんな切磋琢磨していると思います。ライバルが多いということもありますが…。オーディションを受けているときは、同世代の役者は敵だと思っていたけれど、共演したら役者も審査員もみんな仲間になるという意識が生まれました。『仮面ライダービルド』のときは、役を勝ち取ってやるという毒でも棘でもない貪欲さがありましたが、今はいい感じでフラットになっているんじゃないかと思います。
──かつての敵が今日の仲間! 戦隊ヒーロー好きには、刺さる言葉です。ちなみに、『仮面ライダービルド』の撮影中はどんな雰囲気だったのですか?
最初のうちは、顔を合わすけれど心は開いていないという状態でしたね。北九州にロケに行く機会があったのですが、そこで、初めてメインの4人が仲良くなったと思います。朝までお酒を飲んでいたので、水上剣星さんが二日酔いの真っ赤な顔で撮影に来たりして。修学旅行みたいで楽しかった! あの夜で、一気にみんなの心が開けましたね。いつかみんなで集まりたいねと言いつつも、なかなか実現せずで。でも、メンバーとは対戦型ゲームで繋がっていたり、一対一でご飯に行ったりもしていますよ。

──多くのライバルに絶対負けないという、赤楚さんの強みはどんなところでしょう?
…親近感です。僕、誰かのお兄ちゃんに似ているとか元カレに似ているとかすごく言われるんです。実際に顔がそっくりとかではなく、醸し出す雰囲気なのかな。親近感をお芝居で上手く活かすことができれば、僕が演じる役にもっと共感してもらえたりするんじゃないかと思っています。
──名古屋出身とのことですが、赤楚という珍しい苗字は大阪と関係しているとか?
そうなんです。大阪の守口市に由来があるらしくて。赤楚を英語表記するとAKASO、逆から読むとOSAKAになるんですよ!! オーディションでこの話をしてもシーンとなるのですが、Lmaga.jpは大阪のメディアなので、ぜひ使っていただければ。
──カットしないでおきます(笑)。関西にはどんなイメージを持たれていますか?
関西人って温かいイメージがしますよね。一緒にいるだけで楽しい人が多いなという印象です。両親が関西出身で家でも関西弁なのですが、不思議と関西弁にはなりませんでしたね。名古屋に住んでいたときも、名古屋弁は出ず。何色にも染まらず、東京に出てきました(笑)。
──確かに、名古屋の訛りも全くないですね。最後に、仕事を続けていくうえで目標にされている方はいますか?
中井貴一さんです。絶対的な存在感があって、佇まいひとつで懐の深さや威厳を出せる。あとは、堤真一さん。ご一緒させていただいたときに、職人さんみたいな方だなぁと思いました。今、自分の芯をしっかり持とうとしているところなので、芯や生き方をしっかり固めて生きてらっしゃる方に憧れます。
赤楚衛二が出演する第2話は、全話のなかでも特にホラーだとされている回。6月23日・夜9時から放送される。
取材/西村円香
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