大阪発・注染手ぬぐいのマスク増産、洗うほど肌触りなめらか
2020.4.30 17:00

「Re カタチ マスク大人用」660円
(写真7枚)
大阪府に染場を構える「ナカニ」(堺市中区)による、手ぬぐい専門ブランド「にじゆら」が、コロナ渦でマスクの品薄が続くなか、洗って何度も使える手ぬぐいマスクの増産を急ピッチで進めている。
明治期に大阪で生まれた「注染」とは、20mほどの生地をジャバラ状に重ねて上から染料を注ぐことで、糸の芯まで染めていく染色技法。同社の定番商品「注染手ぬぐいマスク」(1430円)から派生した、「Re カタチ マスク大人用」(660円)「子ども用のRe カタチマスク」(2枚入り1100円)の販売を4月17日からスタートした。
「Re カタチ マスク」は、染めの工程などで規格外と判断されたものにリメイクすることで、供給のスピードをアップし、単価を下げることを実現。耳に引っ掛ける紐部分も割いた手ぬぐいが使用され、長さの調節が可能となっている。
また、同時に販売を開始した真っ白な「幸さらしのマスク」は、上質な晒し生地を使用し、表面はきめが細かく、口に当たる裏面は柔らかいガーゼ素材になっているので肌への負担が軽い。いずれの商品も使って洗うほどに、柔らかく、肌触りがなめらかになっていくのが特徴だ。

現在、店舗は休業しており、手ぬぐいマスクの販売は公式サイトのみ。専務の中尾弘基さんは、「今までは店舗9、ネット1くらいの割合だった。今回をきっかけに店頭、ネットと販売チャンネルを充実させていくきっかけになった」とプラスの姿勢を見せている。
ほかにも手作りマスク用に「小巾の色生地」(3m1320円)の販売や、ロール状の金型で柄付けしていく「ロール捺染」のマスク作成用の手ぬぐい生地も予定。また、手ぬぐいでできる簡易マスクの作り方をネットで公開している。
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