京都の小劇場E9、全国8劇場も見放題の年パスを販売
2020.3.15 22:00

あごうさとし演出『触覚の宮殿』 撮影:井上嘉和
(写真1枚)
地元の若手劇団から、世界的に活躍するベテランまでが利用し、オープン1年弱で京都を代表する小劇場となった「THEATRE E9 KYOTO(以下E9)」(京都市下京区)。同劇場の年間フリーパス特典がついた2020年度「サポーターズクラブ」の会員募集が始まった。
年会費は一般30000円で、劇場近隣の4学区の住民は12000円。会員は、2020年4月~2021年3月に、劇場でおこなわれるすべての公演を無料で観劇できる(1公演につき1回限り・要予約)。
E9で開催される催しは3000円前後の公演が多く、1カ月に1本のペースで足を運んでもほぼ元が取れる計算。さらに東京の「こまばアゴラ劇場」を始めとする、全国8つの連携劇場でも、同様の特典が受けられる(一般会員のみ)。
なかでも、「青年団」の平田オリザが兵庫県豊岡市に新設する「江原河畔劇場」が今年から加わったのは注目。関西圏内で初の連携劇場ができたことで、会員になるメリットがさらに高まることになった。
E9芸術監督のあごうさとしは、「お客さまに劇場へ通っていただくことで、作品は育まれますし、劇場も続けていくことができます。気軽に通っていただき、そこで表現されるいろいろなことをみなさんと分かち合いたいです」と、入会を呼びかけた。
新型コロナウイルスの影響については、3月中は館内に14台の空気清浄機を設置するなど、徹底した対策で全公演を上演する予定だが、4月中はすべての催しを中止または延期。5月2日の映画上映企画、5月15日~18日のショーケース企画『Continue』から、2020年度のプログラムをスタートさせるという。
文/吉永美和子
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