モトーラ世理奈「最後の試練のような感じ」

撮影方法について、「私はすごく、このやり方が好きで。どんな風が流れているのか感じながら、演じることができたなと思って………よかったです」と語ったモトーラ世理奈
女優・モデルのモトーラ世理奈が、大阪市内でおこなわれた主演映画『風の電話』の舞台挨拶に1月25日に登場。俳優の西島秀俊、諏訪敦彦監督とともに、撮影秘話を語った。
実在する岩手県・大槌町の電話ボックス「風の電話」に、東日本大震災で家族を失った主人公・ハルが広島からヒッチハイクで向かう姿を描く同作。毎朝、諏訪監督から台本は渡されるものの、一切セリフがなく、それぞれの役者に委ねられたという。
当日は上映後とあって、ネタバレもあり、電話ボックスで10分以上続いた最後のシーンについて、「普通はリハーサルで入ってみたり、確かめたりするじゃないですか。本番まで入らないんですよ」と、当時の驚きを語った諏訪監督。
それに対して、モトーラは、「ここで撮ってクランクアップというのは決まっていて、広島から旅していくなかで、最後の試練のような感じで緊張していて、すごく不安だった。ホテルでひとりで練習してみたんですけれども、なにか違うなと。『風の電話』に入って感じることがあろうだろうから、その時のハルに任せようと思った。いろんな人に出会って、成長したハルだから、そこで言葉が出てきたんだなと思った」と、説明した。

また、西島が演じる森尾も本来であれば、福島県に帰らず、元の生活に戻る予定だったが、西田敏行のアドリブで展開が変わったと明かす。「毎日福島のことを考えている方なので、それが言葉としてわーっと出てこられた。そのシーンは、森尾にとって大きくて、もともとは『福島に戻るわ』というのはなかったけれども、これは帰るんじゃないかなと監督と相談しました」。
監督もその結果については、「想像した通りのことが映画になったら、こんなつまらないことはないですよね。発見が面白い。順々に撮影していたので、(役者のなかで)気持ちが生まれていった」と、感慨深げだった。映画は、現在公開中。
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