子年の初詣は、福を呼ぶ狛ねずみに会いに
2019.12.26 08:00

狛犬と同じく、口を開けた「阿(あ)」、閉じた「吽(うん)」の形の一対の狛ねずみ
(写真8枚)
令和で迎える初めての新年は、干支の始まりでもある子年。初づくしの初詣には、日本でも数少ない、狛犬ならぬ狛ねずみの鎮座する神社にお詣りに行ってみませんか。
かわいい狛ねずみがいることから「ねずみの社」と親しまれているのが、京都・哲学の道に近い「大豊神社」(京都市左京区)。創建は仁和3年(887)と歴史も古い。御祭神は医薬祖神の少彦名命(すくなひこのみこと)に、学問の神の菅原道真公、勝運の神・応神天皇だ。

狛ねずみが鎮座するのは、末社・大国社。大国主命(おおくにぬしのみこと)はねずみと深い縁があるという。これは、大国主命が野火の危機にみまわれたときに、ねずみが命を救ったという神話にちなんでいる。大国主命は縁結びの神様、さらにねずみが多産であることから子授け、安産などのご利益を祈願する人も多い。

大豊神社の境内には、狛ねずみだけでなく、商売繁盛の神・美田稲荷社の狛狐、災難除けの神・日吉社の狛猿、火難除けの神・狛鳶、そして狛蛇もまつられていてにぎやかだ。ちなみに蛇はくり返し脱皮することから、財運や不老不死のシンボルでもある。
宮司さんに聞くと、12年前の子年の初詣は、哲学の道にまで参拝の列が続くほどの人出だったそう。すでに年賀状のために撮影に訪れる人も多く、2020年の新年はさらなる混雑も見込まれるが、ねずみみくじ、お守りなど、子年にいただきたい授与品もかわいらしい。ぜひご参拝を。
取材・写真/沢田眉香子
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