自動運転バス実験開始、万博に向け夢洲で

前日の雨とは打って変わって快晴となったこの日、自動運転バスのポンチョが出発(12月23日・大阪市内)
『大阪・関西万博』開催予定地となる夢洲周辺のベイエリアで12月23日、自動運転バスの実証実験が実施された。
「大阪シティバス」と「Osaka Metro」(共に本社:大阪市西区)、「SBドライブ」(本社:東京都港区)による実証実験。日野自動車の「日野ポンチョ」を改造した自動運転バスを走行させ、実用化を目指す。
同バスを開発した「先進モビリティ」(本社:東京都目黒区)の佐藤大輔さんは、「以前から開発はしていましたが、安倍総理が自動運転を言い出してから加速的に広がってきた。五輪と万博に向けた要請で速まったのもあります」と説明。
今後の課題は、「車両はGPSで走っているため高架やトンネルなどで信号が届かない。地下の高速道路などでは道路側にカメラ、磁気センサーなどを埋め込んだり、リアルタイムでカメラに判断させるなど、解決策を探っていきたい」と語る。
モードの切り替えで自動運転を解除し、通常の運転も可能な同車。実験ではあらかじめコースが登録され、走行車線や信号機など細部までシステムを作り込まれたが、夢洲へは地下トンネルを通らなくてはならず、一部手動によるハンドル操作が必要になるという。
この日、無事に実証実験初日を終えたSBドライブの江尻修平さんは、「少しの課題は見つかりましたが、想像以上にスムーズに実験を終えられました。課題も試乗会までに実験を重ねれば解決できる。2025年の万博で多くの方に乗っていただけるよう、着実にこのミッションを実現していきたい」と語った。
この実験は2020年1月19日までおこなわれ、一般対象の試乗会は1月20日~22日と25日~26日に実施。大阪シティバスでは、この実証実験を基に2020年度に湾岸部4路線で自動運転バスを運行させ、2025年度には20路線実現を目指す。
取材・文・写真/岡田由佳子
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