関西発の演劇祭、板尾「ケンカしていい」

左から、演劇祭『関西演劇祭2019 お前ら、芝居たろか!』の会見をおこなった行定勲、板尾創路、西田シャトナー(5月20日・SSホール)
演劇祭『関西演劇祭2019 お前ら、芝居たろか!』が、9月21日より大阪の「SSホール」(大阪市中央区)で開催。同イベントのディレクターをつとめる板尾創路をはじめ、西田シャトナー、行定勲らが、20日に記者会見をおこなった。
同演劇祭では、関西での公演実績や関西にゆかりのある劇団を募集し、審査員を務める劇作家・西田や映画監督・行定らが10劇団を選出。各劇団4ステージ全40ステージを繰り広げ、各公演後にクリエイターや観客らとのティーチイン(討論会)がおこなわれるのが最たる特徴だ。
板尾は、「ティーチインは映画ではよくありますが、演劇では珍しいですね。そこで『この人、ちょっと仕事してみたいな』と思わせるようなものが出てくれば」と期待する。
また、舞台『弱虫ペダル』シリーズの演出も手掛ける西田は、「ティーチインは劇団の次回作に向けた大きな材料。実際に参加した劇団たちの力、表現者としての豊かさが増す」と、関西演劇界の底上げに期待を寄せた。

一方で、「ええ格好せずにさらけ出してほしいですね。ケンカをしてもらってもいい。そういう場が見られれば、すごくいい演劇祭になるのでは」とはっぱをかけた板尾。
それを受けて行定は、「映画監督のなかには、ティーチインでも本当のことを言わない人もいる。板尾さんが言っていたみたいに、ケンカするにしろ、どう傷つけずに戦うか。その戦い方から劇団がやろうとしていることが透けて見えると思います」と、その醍醐味を語った。
劇団とクリエイター、観客とが出会い、演劇に携わる才能を発見することを目的とした同演劇祭。参加劇団の応募は6月16日まで、詳細は公式サイトにて。
取材・文・写真/岩本和子
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