擬音語まみれの関西弁、その理由は?
2018.12.11 20:00

商店街で関西人のオノマトペを調査する。左から三ツ廣アナ、古川アナ、金水敏先生
(写真2枚)
MBSアナウンサー37人が、図鑑の編集者として、言葉の奥深い世界を掘り下げる番組『コトノハ図鑑』 。13日の放送回では、関西人と、擬音語や擬態語の関係について古川圭子アナと三ツ廣政輝アナが調査する。
キラキラ、ホクホク、パカーンなど、擬音語や擬態語を総称するオノマトペ。関西人はとかく、仮名にしにくいオノマトペをよく使うらしい。その実態を調べるために2人が出向いたのは関西の商店街。そこで道行く人たちに「たこ焼きの作り方を教えてください」と言うと、「(だしを)た~っ」と流して、「(泡が)ぷつぷつぷつ」と出てきたら、「(爪楊枝を)チュッチュッチュ」とする・・・。出るわ出るわ、オノマトペが続々登場する。

また、関西人は痛みに関するオノマトペもよく使うという調査結果がある。実際、歯科医師に聞いてみると「最初に患者さんが言うオノマトペが大事」なのだとか。痛み方が「ズキズキ」なのか「ジンジン」なのか「キリキリ」なのかで、ある程度症状が判断できるという。そして東西の落語を比較しても、オノマトペが出てくる回数は上方落語のほうが断然多い。
なぜ、関西人はオノマトペをよく使うのか。大阪大学・日本語研究の金水敏先生によると、上方は商人文化で江戸は武士文化という違いからくるもので、関西では商売をうまく成立させるために、お客さんとの会話によるコミュニケーション技術が必須だったことから、オノマトペをよく使うようになったのだという。2人の調査の模様は12月13日・深夜0時59分から放送される。
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
大阪・関西ランチビュッフェ2025年版、ホテルの食べ放題を満喫
NEW 2時間前 -
京都アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 2時間前 -
【大阪・関西万博2025】最新情報まとめ!地元編集部が取材してわかった、人気グルメから穴場スポットまで
NEW 3時間前 -
現地取材で発見!知らなかった宇治の魅力【2025年最新版】
NEW 2025.9.14 08:30 -
「何度も見たくなる」ファン続出、宇治×京アニ秘話[PR]
2025.9.12 17:00 -
万博・ポーランド館で人気、現地さながらの体験とは?[PR]
2025.9.12 13:30 -
万博で日本一やかましい祭!?三重の魅力を1日で堪能[PR]
2025.9.12 07:00 -
大阪アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.9.11 12:00 -
カード利用で街がもっと便利に。アメックスで繋がる輪[PR]
2025.9.8 07:00 -
大阪スイーツビュッフェ・リスト2025年版、ホテルで甘いものを満喫
2025.9.1 10:00 -
グラングリーン大阪で食べる、買う、楽しむ! 14選[PR]
2025.8.29 10:00 -
神戸アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.29 10:00 -
関西人なら違和感に気付く!? 8コの異変探し[PR]
2025.8.28 08:00 -
新しいものを全力で楽しむ!OMOろい旅 in 熊本[PR]
2025.8.25 09:00 -
大阪ビアガーデン2025年版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.22 12:00 -
京都・滋賀のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.23 13:00 -
奈良のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.15 15:00 -
関西のおすすめ音楽フェス・2025年最新版
2025.7.9 09:00 -
【カメリア・マキの魔女占い】2025年下半期の運勢は?
2025.7.1 00:00 -
神戸のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.6.30 11:00 -
京都・貴船&高雄のおすすめ川床、ランチからカフェまで【2025年】
2025.6.19 12:00