漫画「進撃の巨人」、最終コマが明らかに
2018.11.17 18:00

大ヒット漫画「進撃の巨人」作者、諫山創。1986年大分県生まれの32歳
(写真3枚)
超人気漫画『進撃の巨人』作者の諫山創に『情熱大陸』(MBS)のカメラが密着。コミックの発行部数7600万部を超えた同漫画は、世界18言語に翻訳され、近年ハリウッドで実写映画化されることも決定した。
物語の舞台は、巨人が全てを支配する世界。そこから逃れるたびに残されたわずかな人類は大きな城壁を築き、その中でおびえて暮らしていた。主人公のエレンは、まだ見ぬ壁の向こう側の世界に憧れる少年。だがある日、大型巨人の出現で壁が崩され、巨人と人間による生き残りをかけた壮絶な闘いが始まる。ダークファンタジーの要素のなかに、リアリティあふれる人間描写が描きこまれ、その圧倒的な迫力は連載開始から10年経っても読者を惹きつけてやまない。

番組では、そもそも巨人が人を食べるという発想の原点や、壁に囲まれた人間社会というイメージの原風景となった「秘密の場所」、またアニメのアフレコ現場でエレン役の声優、梶裕貴に原作者である諫山しか知りえない微妙なニュアンスを伝える場面などを取材。さらに、ついに最終章を迎える『進撃の巨人』のラストネームに諫山が着想する現場にも密着する。
これまで「あまり他人に見せることはなかった」という諫山だが、撮影中、アイデアが浮かばずに「辛い、今はその辛ささえ現実逃避している感じ」とつぶやく場面も。ソファに足を投げ出してスマホをいじり出したり、ひたすらあくびを連発しながら原稿と向き合い続ける様子からは、ヒットメーカーのリアルな苦悩がうかがえる。この模様は11月18日・夜11時から放送される。
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